瀬呂:適当に言っただけだけど、、本当にそうなのか?!
上鳴:嘘、、だろ、、
愛騎:あっ、いや〜、、、ハハハ、、
麗日:え〜良いじゃん!!見てみたい!
三奈:ね〜!!、、、ん?じゃあなんで轟に突っかかるの?
葉隠:もしかして〜、轟ってさ、もうなんかクールすぎてどんな女の子にも靡かなそうじゃん?それで愛騎ちゃんのプライドが、、的な?
響香:いや、それはないでしょ、、
愛騎:ギクッ
皆:えっ
響香:そう、、なの?
愛騎:、、、ぅん、、、
砂藤:確かに、轟って守宮が最初笑顔で話しても無表情だったもんな。
障子:対抗心でもできたのか。
蛙水:愛騎ちゃん。もう愛騎ちゃんが思ってること全部洗いざらい話しちゃったらどうかしら。愛騎ちゃん、良い意味でわかりやすいから隠してもすぐにバレてしまいそうだわ。
愛騎:うっ、、そうだね、、、
葉隠:えっ愛騎ちゃんの中学生の話?!聞きたい!
愛騎:う、うん、、、えっと、中学2年生の頃から、、私に告白してくる男子が多いことに気付いて、、でも、転校して来たばかりだったから、まずそこで自分の容姿がいいことに気づいたの。
上鳴:そこで気づいたのか〜。
響香:それを堂々と言える愛騎ちゃんすごい。
愛騎:、、、で、でも、やっぱり容姿だけなのかな〜と思って男子に優しくしたら告白の回数が増えて、、こうやってやったら男子は喜ぶのかとか、好きになるのかみたいなことが分かって、、
切島:け、計算された優しさ、、、!
上鳴:女こえぇ!!
八百万:でもどうして告白をお受けにならなかったのですか?
愛騎:う〜ん、、私は、運命を感じた人と付き合いたかったから、、、?
三奈:白馬の王子様とか?
愛騎:お、王子様じゃなくても良いけど、、
蛙水:意外ね。
愛騎:カァァァ////だ、だからなの!
皆:(えっ可愛い、、)
愛騎:こ、高校入って、上鳴くんは正常の反応してくれたのに轟くんだけ無反応!!こんなこと初めてすぎて、、絶対落としてみせるって今までずっと轟くんの近くにいたんだけど、、結局まだできてないんだよね。
切島:おー、上鳴が正常の反応ブフォッ
上鳴:嬉しいような嬉しくないよな、、
愛騎:あっ、、だから、このことは轟くんに言っちゃダメだよ?!、、、いつか、絶対好きにならせてみせる、、
麗日:な、なんか言ってることは恋してる女の子なのに、、なんか違う。
八百万:そうですわね、、
峰田:このっ、、、轟クソ野郎!!羨ましいぃぃぃ!!!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。