男:っ、、、守宮さん、俺、ずっとあなたのことが好きでした!!
、、、またこれか。
男:俺、守宮さんが雄英受かって、自分のことみたいに嬉しい。、、けど、やっぱり離れられません!!俺と付き合って下さい!!!
愛騎:、、、すごく嬉しい、、私もあなたのことが好きだよ!これからも「友達として」時々会おう!
男:っ、、そ、そうですよね!(やっぱり高望みだったな、、)
愛騎:じゃあね!高校でもお互い頑張ろう!
男:っはい!守宮さんがヒーローになったら、絶対応援します!
愛騎:ホント?ありがと〜!
この人も、私のこと、、愛して、まではいかないだろうけど、好きでいてくれたんだぁ。
良い人。
、、、実は私は、中学2年生のとき、記憶喪失となった。
私が覚えていたことは自分の下の名前とこの「愛されたい」「好かれたい」という強い思いだけ。
私の過去、きっと何かがあったに違いないのだろうけど、、
いつか本当の愛を見つけるまでは、、
「男遊び」だって言われてもこれは辞められない。
男を落として落として、絶対「この人だ」って思える人に出会うの。
きっとそれが、記憶喪失する前の私の夢、、なんだろうなぁ。
『雄英高校入学日』
愛騎:(大きなドア、、、バリアフリーね。)
ガラガラガラッ
上鳴:うぉっ、、、
愛騎:、、、初めましてニコッ
上鳴:ズッキューン////
あ、落ちた。
上鳴:お、俺、上鳴電気っていうんだ!呼び方はなんでも良いぜ!
愛騎:じゃあ上鳴くんって呼ぶね。私は守宮愛騎って言うの!名前からして、、個性は電気系かな?
上鳴:おぅ!個性は『帯電』だ!えっと、、守宮は?
愛騎:墻壁だよ。バリアみたいなの作るの!上鳴くんみたいな攻撃系じゃないんだ〜、、
上鳴:良い個性だな!
愛騎:ありがと〜!
それからすれ違う子と自己紹介をし続け、やっと自分の席に着いたと思ったら、、
今までで1番イケメンな子を見つけた。
しかも、、隣の席だ。
っ、、、
絶対、、落とす、、、!
何故か火がつく私。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!