第37話

三十七話
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2021/05/26 20:00
焦凍:あいつらのとこ、行くか?

愛騎:、、、ううん、行かないよ。今は轟くんとの時間を楽しみたい。
、、、って、またやっちゃったぁぁぁ!!!

恥ずかしい!!

ものすごく!!

ぁぁ、、もう、今日、失敗しまくってるよ、、
焦凍:そうか、、なら、どうせなら守宮が楽しめるとこ、、

ピリリリッピリリリッピリリリッ

愛騎:(うわ、良いところで、、、!!)

焦凍:悪ぃ、切島からだ。

愛騎:あ、うん、
、、、そういえば、クラスLINEは繋いでたけど、、

轟くんとの個チャは繋いでなかったな。

自分で言ってしまうけれど、多分轟くんと1番仲の良い女子は私だと思うし、、

それでまだ繋いでないなんて。
焦凍:緑谷が、、、USJで会ったヴィランと接触したらしい。

愛騎:え、、、脳無を連れてた、、、?

焦凍:あぁ、、、皆集まってるらしい、行くか。

愛騎:うん、心配だしね、、
初めての轟くんとのショッピングモール巡りまがいのものは一瞬で終わってしまった。

だけど、今は、、、

緑谷くんのもとへ行き、安全を確認してから、皆解散となった。

死柄木弔、、、

私の『墻壁』を簡単にぶち壊してくれた脳無の所有者だからね。

まぁそりゃあ恨んでますよ全く!!
三奈:愛騎ちゃん、一緒に帰ろ、、、、ってやっぱいいや!!今度一緒に帰ろーね!

葉隠:「2人っきり」でお楽しみに〜!!

麗日:2人の邪魔はせんよ!

八百万:お、応援していますわ!

焦凍:なんだ?

愛騎:、、、私たちがラブラブに見えるんじゃない??
吹っかけてみたけど、、

どう反応するかな、
焦凍:ラブラブ、、、俺らがか?

愛騎:そうだけど。
え、ちょっと待ってよ、、、
焦凍:一緒に帰るだけでそうなっちまうのか?これじゃあ大変だな。

愛騎:、、、そうだね。
、、、轟くんって、私のこと、、

本当に何も感じてないんだな。

、、、林間合宿当日。

もう私と轟くんはペアみたいなものになっていて、バスもお隣さん。

そして、、今、私の肩に轟くんが寝ているのです。

寝顔、、綺麗すぎる、、、

男?男なのこの人?いや男か。美形すぎるだけか。
麗日:愛騎ちゃん難しい顔してどうしたん?
前に座っていたお茶子ちゃんが後ろを向いて私に言う。
愛騎:なんでもな、、

三奈:麗日ぁ!そりゃぁ愛騎ちゃんは轟の寝顔に悶々としてたんでしょーが!

葉隠:絶対愛騎ちゃん轟くんのこと好きだもんね!

愛騎:えっ、、えぇ?!

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