焦凍:あいつらのとこ、行くか?
愛騎:、、、ううん、行かないよ。今は轟くんとの時間を楽しみたい。
、、、って、またやっちゃったぁぁぁ!!!
恥ずかしい!!
ものすごく!!
ぁぁ、、もう、今日、失敗しまくってるよ、、
焦凍:そうか、、なら、どうせなら守宮が楽しめるとこ、、
ピリリリッピリリリッピリリリッ
愛騎:(うわ、良いところで、、、!!)
焦凍:悪ぃ、切島からだ。
愛騎:あ、うん、
、、、そういえば、クラスLINEは繋いでたけど、、
轟くんとの個チャは繋いでなかったな。
自分で言ってしまうけれど、多分轟くんと1番仲の良い女子は私だと思うし、、
それでまだ繋いでないなんて。
焦凍:緑谷が、、、USJで会ったヴィランと接触したらしい。
愛騎:え、、、脳無を連れてた、、、?
焦凍:あぁ、、、皆集まってるらしい、行くか。
愛騎:うん、心配だしね、、
初めての轟くんとのショッピングモール巡りまがいのものは一瞬で終わってしまった。
だけど、今は、、、
緑谷くんのもとへ行き、安全を確認してから、皆解散となった。
死柄木弔、、、
私の『墻壁』を簡単にぶち壊してくれた脳無の所有者だからね。
まぁそりゃあ恨んでますよ全く!!
三奈:愛騎ちゃん、一緒に帰ろ、、、、ってやっぱいいや!!今度一緒に帰ろーね!
葉隠:「2人っきり」でお楽しみに〜!!
麗日:2人の邪魔はせんよ!
八百万:お、応援していますわ!
焦凍:なんだ?
愛騎:、、、私たちがラブラブに見えるんじゃない??
吹っかけてみたけど、、
どう反応するかな、
焦凍:ラブラブ、、、俺らがか?
愛騎:そうだけど。
え、ちょっと待ってよ、、、
焦凍:一緒に帰るだけでそうなっちまうのか?これじゃあ大変だな。
愛騎:、、、そうだね。
、、、轟くんって、私のこと、、
本当に何も感じてないんだな。
、、、林間合宿当日。
もう私と轟くんはペアみたいなものになっていて、バスもお隣さん。
そして、、今、私の肩に轟くんが寝ているのです。
寝顔、、綺麗すぎる、、、
男?男なのこの人?いや男か。美形すぎるだけか。
麗日:愛騎ちゃん難しい顔してどうしたん?
前に座っていたお茶子ちゃんが後ろを向いて私に言う。
愛騎:なんでもな、、
三奈:麗日ぁ!そりゃぁ愛騎ちゃんは轟の寝顔に悶々としてたんでしょーが!
葉隠:絶対愛騎ちゃん轟くんのこと好きだもんね!
愛騎:えっ、、えぇ?!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!