今日は救済訓練らしくて、今はバスに乗っている。
勿論轟くんの隣。
女子には冷やかされたけど、、もう気にしない。
轟くんを落とすまでは辞めないんだから。
、、、遊園地のようなところに着くと、ヒーロー13号が出迎えてくれた。
長いお話が終わり、中に入ると色んな災害場所があった。
愛騎:どこからお金が出てるんだろう、、、
焦凍:国立だから国じゃねぇか?
愛騎:、、、日本ってそんなにお金あったっけ、、
焦凍:、、、
いや黙らないでよ?!
パリンッパリンッパリンッ
皆:?!
急に照明が割れる。
ヤダ、、なんか、嫌な感じがする、、
自分でも気づかなかった。
どうやら私は震えていたみたいで、轟くんが私の腰に手を巻き引き寄せた。
そして、私の耳元で言った。
『大丈夫だから。』
きっとこういうことするのも無意識なんだろうね。
ちょっとこのクラスで、私が鬱陶しいくらいあなたに付き纏うから、優しいあなたは嫌でも私のこと気にしちゃうんでしょ。
、、、いけないなぁ。
虎杖:なぁなぁ、雄英高校ってここであってんのか?
野薔薇:あ??ここ以外にこんなデッケェ高校ないでしょ。
棘:しゃけしゃけ。
伊地知:そろそろ帳下ろしますよ。まぁ本当に来るかどうかは分かりませんけどね、
虎杖:俺、狗巻先輩との任務初めてだわー。
棘:しゃけ。
野薔薇:なんだかんだ言って私、狗巻先輩の呪言見たことないのよね。
虎杖:あ、俺も。
野薔薇:一年だったら伏黒しか見てないわよね。東堂が来たときと、交流会のとき。
棘:いくら!『任せて!』
虎杖:先輩頼もしいっすね!!俺も頑張ろ!!
伊地知:あの〜、、聞いてきたんですけど、今丁度、呪霊が大量に出ると密告があった場所に雄英高校の生徒さんたちがいるらしくて、、もし本当に呪霊が出てきちゃったら大変なんで行ってください。
虎杖:嘘だろ?!は、早く行こーぜ?!
野薔薇:あんたが無駄話してるからこう遅くなったんでしょーが。
少しすると、中央に黒いモヤが見えた。
そして、その中からは、、、沢山の人と、人、、とは思えないような、禍々しい怪物のようなものがいた。
上鳴:な、なんだよあれ、、、あいつら全部ヴィランか?!
緑谷:え??でもあの、後ろにいるのは人じゃない気が、、
上鳴:え?そんなやついねぇだろ?
緑谷:え、、、?
焦凍:、、俺は見える。
愛騎:、、、私も、、
麗日:うっそ、私には人しか見えん!!
相澤:、、、俺も見えるが、、13号、お前には見えるか。人の後ろにいる奴ら、、
13号:い、いえ、見えません、、本当に何かいるんですか?!
相澤:あぁ、、あれはなんなんだ、、、?!
爆豪:チッ、、(あいつらは多分、、ヴィランとはチゲェ奴らだ、、)
愛騎:ズキッ(、、、あれ?)
私、、、何か知ってる気がする、、
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。