第6話

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2022/10/16 14:49

ふっかside

それから、しょうたと康二なんて、仕事中も、仕事終わりも、オフの日も、ほぼ、毎日、一緒に過ごしていて、、


雲行きが怪しくなってきてたのは、

今から、1年半前。。

その日も、雑誌撮影だった。

みんなで、1時間前から楽屋で待機していた。

撮影まで時間があるため、

じゃんけんで負けた、康二、あべちゃんが、飲み物を買いに行ってくれていた。

そして、めめが、お手洗いに行っていた。

佐久間は、スタッフさんと、仕事のことで話に行っていた。


その時の、楽屋の会話は。。

ラウール

ね、ね、今日なんかね、学校で、好きな人いるの？？ってめっちゃ聞かれたの笑

ふっか

あぁ〜学校あるあるだ笑

ひかる

で？いるの？？笑

まさか、この時、ちょうど、めめが、手をタオルで拭きながら、1人で、楽屋前のドアまで戻ってきているとは、思わなかったんだ。。

めめ

(楽屋のドア前で立ち止まる)

めめ

(ん、ラウールの好きな人？？)

ラウール

えぇ〜笑

ふっか

焦らすなよぉ〜

ラウール

いることには、いるよ笑////////

ふっか

キャァ、赤くなっちゃって、かぁわいい！！

ラウール

恥ずかしいよ////////笑

めめ

(タオルで手を拭いていた動作が止まり、楽屋のドアの前で固まる)

めめ

(いるんだ、ラウール、好きな人、、いるんだ。。)

めめ

(下に俯く)

めめ

。。(顔を下に俯かせたまま、苦しそうな顔で)

くっそ。。

(唇を噛み締める)

めめ

(。。下に俯いたまま、楽屋に背中を向けて、来た道を、ゆっくり歩いて戻っていく)

その時の楽屋の会話。。

ラウール

僕の話は、もういいんだよ////////笑


この会話の時、康二と阿部ちゃんが、飲み物を持って、楽屋に近づいてきていることも知らなかった。。

ラウール

しょっぴーは？？

しょうた

え、おれ？？笑

ラウール

うん、しょっぴーの好きな人、気になる！

〜楽屋の外では〜

康二

(その時、飲み物を持って、阿部ちゃんと
一緒に、楽屋のドアの前まで来ていて、ドアを開けようとしたが、楽屋の中の会話が聞こえてきて、立ち止まった)

康二

(しょっぴー、好きな人、居ったん？？)

阿部ちゃん

康二？？

〜楽屋の中の会話の続き。。

しょうた

なんで、俺に好きな人居る前提なんだよ笑

ひかる

実際、どうなの？？好きな人は？？

しょうた

いないです。

ふっか

幼なじみのダテさんから見て、どう？？
今のしょうたって、好きな人居ると思う？？

みやだて　りょうた

居ますね

しょうた

なぁんでだよ笑笑

ラウール

きゃはは！！笑笑

ひかる

もう、これは、否定できないよ、しょうた。笑
だってもう、しょうたとずっと一緒に居たダテさんが、
今のしょうたには好きな人が居ますって断言しちゃってるから。笑

ふっか

うん、そうだよ、もう、居るんだよ、これは笑
いくら、しょうたが、否定しても、もう、ダメだわ笑。
だって、もう、ダテさんが、言い切っちゃってんだから笑。

しょうた

もぉ〜〜笑

ふっか

で、もう一回聞くよ？？好きな人は？？

しょうた

。。//////
まぁまぁまぁ。。居ますよ笑////////

〜楽屋の外で。。〜

康二

(っ。。)

康二

(居ったんか。。好きな人、しょっぴー。。)

〜楽屋の中の会話の続き〜

ラウール

きゃあ！！

ふっか

きゃあ！！笑

ひかる

笑笑
これは、本気で居るやつだね笑

みやだて　りょうた

しかも、僕の見立てでは、しょうたにとっては、今までの恋愛とは、比べものにならないくらい、その人への好きという気持ちと想いは、物凄く強いと思いますよ。

ひかる

じゃあ、もう、本気で好きなんだ

みやだて　りょうた

たぶん、しょうたの一生の中でも、
今くらい、しょうたが、心から想いを強く寄せる相手なんて、なかなか現れないんじゃないですか？？

ラウール

わぁ〜素敵！！

ふっか

だから、最近、しょうたから、幸せオーラ出まくってたんだ笑

しょうた

もぉ〜やめてぇ〜////////
(顔を真っ赤にして、手で覆い隠す)

ラウール

かわいい！！笑

〜楽屋の外で。。〜

康二

(しょっぴー、そんなにその人のこと、好きなんか。。)

康二

(下にうつむく)

阿部ちゃん

(優しい声で)どうした？？

康二

っ。(下に俯きながら)ごめん、まだ、入りたくない。。

阿部ちゃん

それは、全然構わないよ。

阿部ちゃん

康二のタイミングで

康二

。。阿部ちゃん？

阿部ちゃん

ん？？

康二

阿部ちゃんは、さ、好きな人とか居る？？

佐久間

(スタッフさんと、話し終わって、楽屋に帰る途中で、阿部ちゃんと康二の話の内容が聞こえて、咄嗟に隠れる)

(阿部ちゃんも、康二くんも、佐久間くんの存在には気づいていません)

佐久間

(阿部ちゃんの好きな人？？)

阿部ちゃん

なに急に笑

康二

。。なんとなく、な。。笑(阿部ちゃんの方を向いて切ない顔で笑う)

阿部ちゃん

。っ。。まぁ、いる、よ笑

〜柱に隠れてる佐久間は。。〜

佐久間

(っ。。阿部ちゃん、好きな人、いるんだ。。知らな、かったなぁ。。苦笑)

佐久間

(っ。。)

佐久間

(下に俯く)



この日から、

めめは、ラウールを避けるようになり、、

康二は、しょうたを、

佐久間は、阿部ちゃんを、

避けるようになったんだ。。



続く→

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