最初の落雷と浸水で複数が感電して気絶。
残りの敵一人ひとりに立て続けに私の起こす落雷が命中していく。
目の前のひとりの敵がその場に座り込む。
その敵を除いて全ての敵がその場に倒れ込んでいる。
建物内にいる敵も全員。
どこか遠い過去を見つめるように悲しい目をする
すぐに壊れそうなものを触るような優しいて付きで髪にとめた赤と白の髪飾りに触れる。
すると敵の"個性"か何かで地面、コンクリートからツルが伸びてき、両足に絡まった。
油断...してたかも。
だけど何故だか頭がボーッとしてて考えることが面倒臭い。
そして次は腕に向かって下からツルが伸びてくる。
いきなり話し出した私に疑問を抱いて動きが止まる敵。
ビリッと手元に雷が発生し、一瞬で凝縮されて刀の形に変形する。
刀を下から上へ向かって振ると雷が真っ直ぐ一直線に相手に届き、敵は考える暇もなくその場に倒れた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。