推薦入試を無事合格。
私は雄英高校ヒーロー科に入学することとなった。
毎年300を超える倍率の正体。
一般入試定員38名。
19人ずつで2クラスしかない。
ガラッとバリアフリー対応の大きな扉をスライドさせるとクラス中の視線があなたに集まった。
あなたは気にすること無く自分の席に着いた。
クラスがざわめく。
だがあなたは気にもとめない様子。
落ち着いたようにイヤホンを外し、丁寧に結び、鞄の中に入れる。
あなたがふと鞄から顔を上げるとクラスメイトの心の声が耳に届いた。
考えているとあなたの視界に影ができた。
上を見上げると身長は155cmほど。
水色の髪の毛に蒼色の瞳の女の子が立っていた。
真顔で聞いてきたので不審に思い、心の声に耳を傾ける。
彼女は烏の濡れ羽色のストレートボブの髪
深紅の瞳
スっと通った鼻筋
薄く潤った唇
筋トレの成果の出たラインのハッキリした身体をじっくりと観察した。
此処は笑顔で凌ごう。
そう考えてニコッと笑顔を作った。
照れつつ、焦りながら言う麗日お茶子。
無愛想に見えるが心の中は明るい耳郎響香
ケロケロッと蛙のように可愛く言う蛙吹梅雨
頑なに言う八百万百。
手を振りながら元気に言う芦戸三奈。
以下同文、葉隠透。
丁寧な物言いが育ちの良さと家柄の良さを連想させた。
お嬢様なのかな、可愛い。
声のした方を向くと寝袋の中に入って廊下に寝っ転がっている男性の姿。
相澤消太はあなたの面倒を見てくれているヒーローの一人。
ヒーローの中でも仲が良く、下の名前で呼んでいる。
相澤は寝袋の中から体操着を出しながら言った。
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この作品を見てくださってありがとうございます、月_ゆえ_🌙💫*°です
まだかっちゃんを出せてなくてすいません
少しだけ出したんだすけど、まだ全然ですよね⤵︎ ⤵︎
すみません。
次回は個性把握テストです
その辺から出そうと思っていますのでもう少しお待ちください。
それでは、次回もまた見てやってください
それじゃ、じゃねばい!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。