夕方
母「おかえり〜
どうだった?」
母「良かったわね!
あなたには、まだ言ってないけど涼介にぃは、ジャニーズのHey! Say! JUMPって言うグループに居るのよ!」
母『そうなのよ!
だからあなたは、ジャニーズと双子なのよ!』
母『ふふっw
涼介今、電車で学校と事務所に通ってるらしいのよ
お父さんから聞いたんだけど』
母『それでこっちの方が事務所と学校が近いから、こっちで暮らさないかってお父さんが言ってたんだけど良い?』
母『良かった〜!』
母『お父さんは、癌になったってさ……だから入院してて涼介を養えないから……頼まれたの……』
母『今日の夕方に涼介が来るってさ』
母『あなたと一緒で良い?』
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!