2018.04.16
昨日のこともあってよく眠れなかった。
どうすればいいんだろう…
素直に薬を入れるべき?
ちょっと話聞いてなかったけど友達は嬉しそうにぴょんぴょんしていた。
あ長野先生(担任)の話してたのね。
羨ましいくらい友達はきらきらしていた。
私も病気なんてなかったら…キラキラしてたかなぁ
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食べ終わったけど…薬飲まなきゃ。
痛み止めとか貧血で倒れるのを防ぐための薬が沢山。
これを飲み損ねると大変らしい。
10錠はあるんだけど1度で飲めないからめんどくさいんだよね…
友達の前で飲むと怪しまれるからトイレにいつも行って飲んでいる。
入ってる間にこっそり飲めばいっか。
この考えが甘かった。
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扉が閉まったし今のうちに…
と、飲み切ったところでトイレから出てきた。
まだ薬のゴミが残っている、という最悪のタイミングで。
上手く…今回は上手く誤魔化せたけどこれからどうなるかは分からない。
このまま、頑張れるのかな…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。