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第18話

2018.05.19
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2018/12/01 02:48
2018.05.19
昨日は本当に色々あって疲れた。

学校、行きたくないけど…家にもいたくないし行くしかないんだけどね
音 オト
おっはよぉ!!
未莉 ミリ
お、音おはよう
音 オト
なんだなんだ??元気ないなぁ
未莉 ミリ
ん、課題やってなくて寝不足なだけだよ笑
音 オト
あっ、、、私やってない…気がする
未莉 ミリ
……どんまいっ笑
音 オト
え、ちょっと待って!!やばい見せて!!
未莉 ミリ
んー今度なんか奢ってよー?
音 オト
ぬっ…奢るからぁ!
実際課題は先週間違えて終わらせていた。

徹夜なんて嘘。
あーあ。
そんな小さなことでも先生は気づいちゃうのかな。
長野先生
未莉今日元気ないじゃん。
未莉 ミリ
え??大丈夫ですよ~
長野先生
えーほんと??
未莉 ミリ
ほんとですって笑
長野先生
今日の英語の時間集中出来てなかったでしょ。
未莉 ミリ
あ…それは
長野先生
具合でも悪かった??
未莉 ミリ
んーまぁ…頭痛とかあって
長野先生
え、大丈夫なの?
多分病気のことも心配してるんだと思う。
未莉 ミリ
元々頭痛持ちなんで大丈夫です!!
長野先生
そうか…?辛かったら言うんだよ。
未莉 ミリ
はーい
……
放課後になっても頭痛が治らなかった。

動けなくなる程じゃないけどね。
未莉 ミリ
はー…
未莉 ミリ
なんなんだろ…めんどくさいなぁ色々と。
長野先生
よいっしょ!!あー重かった。!未莉!!手伝っ…
長野先生
どうしたの?!頭痛??
未莉 ミリ
大丈夫…ですよー
未莉 ミリ
お手伝いですか…??
長野先生
そう、なんだけど…その前に未莉ちゃんを何とかしなきゃねぇ
未莉 ミリ
え?私??
長野先生
だって未莉泣いてるんだもん。
言われてみてから気づいた。
未莉 ミリ
あ……
長野先生
さーて。最近の未莉ちゃんは大変だったもんね!どうしたの。
未莉 ミリ
いやー大丈夫ですよ!!笑
長野先生
…だーめ。このままずっと大丈夫大丈夫しか言わない気がするもん。
やっぱりバレてたか。
未莉 ミリ
んー…何から話せばいいですか
長野先生
今思ってることでもなんでも。
未莉 ミリ
えっと…とにかく!!先生のせいなんです。
長野先生
え、俺?!
未莉 ミリ
だって……女子のことも元といえば先生のせいですから。
未莉 ミリ
先生自分がモテてるのそろそろ自覚して対策でも立てた方がいいんじゃないですか??笑
長野先生
モテてるの?!…生徒に??
未莉 ミリ
そうです。
長野先生
……まじかー。
長野先生
なんかほんとにすまん。
未莉 ミリ
私と先生仲良いから協力してくれなんて言われちゃって。
長野先生
…だからこの前好きなタイプとか聞いてきたの?!
未莉 ミリ
そうですよ!!
長野先生
そういうことかぁ
未莉 ミリ
そしたらこの前「なんで2人だけで話盛り上がってるの。ずるい。次は話せるようにしてよね。」って。
長野先生
わーお。笑
長野先生
そうだ、最近1人で行動してるけど…
未莉 ミリ
あー!!なんか私のクラス、最近グループ編成色々と面倒で。
長野先生
女子の友情関係か
未莉 ミリ
それです
未莉 ミリ
で、色々と変わって移動するの面倒なんです。
長野先生
女子って不思議な生き物だよね…
長野先生
集団心理がすごい働いてるよね。
未莉 ミリ
女子のグループ編成によってクラスの雰囲気悪くなる時あるからそこ何とかしたいんですけどね笑
未莉 ミリ
日替わり定食かっ……ってくらいグループ変わった時期もあったし。
未莉 ミリ
あ、でも今は週替わり定食くらいにおちつきましたよ。
そう例えたら先生、笑いだしたの。

子供みたいにクシャッと笑った顔が可愛くて…
長野先生
何それ笑 日替わり定食、週替わり定食って笑
長野先生
やっぱり未莉って変わったセンス持ってるよね
長野先生
面白い。
未莉 ミリ
そんなことっ…もう!!
ふんわりと2人で喋ってる時間は楽しかったなぁ。

なんでだろうね、この時落ち着いたのかな。

この人に相談しようって思ったんだよね…。



笑ってたけど真剣な顔になった。
未莉 ミリ
長野先生
あはは…どうした??
未莉 ミリ
先生。今からすっごい重い話…っていうか相談、していいですか。
長野先生
えっ……なになに。どーんとおいで!!
未莉 ミリ
病気のことで、。
長野先生
ああ、、、
少し下がった様な顔をした先生。

ごめんなさい…
未莉 ミリ
実は治療を早めに初めて見るかって話をしたんです。
未莉 ミリ
ただ、その治療をするにはもう入院しなきゃならなくて。それは嫌なんです。
未莉 ミリ
その治療をすることによって半年は長く生きられるんですけど…
未莉 ミリ
だけど…だけど…
言葉が、、、出てこなかった。

何を言えばいい?? 言って何になる。先生に引かれちゃう…??。という考えが頭から離れない。

何を、話せばいいんだろう。


喉の奥がすごく突っかかってる感じがして苦しかった。
未莉 ミリ
…ッ
長野先生
未莉…大丈夫、すごく怖くて話すのが辛いだろうけど俺はどこにも行かないし、引かない。
長野先生
未莉の隣にいてやるから。
長野先生
話せることとか…落ち着いてからでいいから。ね
その言葉に泣きそうになった。

でもね、ここで泣いたらなんか駄目な気がして…この先もっと辛いことあるのにここで泣いてたら耐えられない、そう思ったから頑張って我慢したよ。

未莉 ミリ
…その、治療をすることで私は…みんなと同じような生活が出来なくなる。
未莉 ミリ
みんなと遊んだり出来ないし会えなくなるかもしれない。先生とも。
未莉 ミリ
それに会えたとしてそれは窓越しとしてしか会えない。そして私は管で色々な機会に繋がれて…そんな状態で皆に会いたくない。
未莉 ミリ
…わがままなのは分かってるんです。だけど治療は受けたくない。
長野先生
うん…そっか。
未莉 ミリ
でもお母さんは治療してってうるさいんです。
未莉 ミリ
…もちろん私のこと思ってなのは分かってるんですけど…
「未莉は私がいればそれでいいよね。」

「私がいれば他に何もいらないでしょ。そうだよね」
未莉 ミリ
そう言われた時…なんか違うなって思ったんです。

長野先生
…そう言われたのってその時だけ??
未莉 ミリ
いつも私が正しいみたいな発言して意見押し付けてくる…のは前からですよ
未莉 ミリ
まぁ反論しても論破されて私が負けるだけだし…意見言えないんですよね
なんだか…だんだん悪口を言っているような気分だった

けど口は止まらなかった。
長野先生
未莉…今まではそれで何とかなってきたかもしれないけど治療のことはちゃんと言わなきゃダメだよ…
やっぱり、先生はそう言うよね…
長野先生
でも言えなかったんだね。辛かったでしょ?
未莉 ミリ
他の人とは違った。

綺麗事だけ言う人じゃなかった。


先生とかって大体みんな綺麗事しか言わないから…
なんだか…嬉しかった。

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