2018.05.17
今日は特に、疲れた。
薬のこと他の人にバレそうになるし、
体育の授業でも疲れやすくなるし…
やっぱり病気の影響出てるのかな。
早く治療のことも返事しやきゃならないし。
あの子と先生の仲も取り持たなきゃ…
疲れるなぁ
最近私はよく1人で部屋にいる。
不登校でも引きこもりでもないんだけど
お母さんと一緒に居るのが、つらい。
向こうもそうなのか食事の時と必要な時だけしか顔もあわせない。
呼ばれたけど多分、治療の話だよね。
……
そうだった。
お母さんの怒鳴り声…駄目、、、怖い…
それを察したのか
少し違う、、、気がする
うーん…いつもこう。
私が正しい。
私の言う通りにすればあなたは大丈夫。
私に苦労や失敗させたくない、らしい。
表向きではそう言ってる。
だから私立の中学校にも受験…させられて(この日記ではこう言わせて)この学校に。
でも楽しいこともあったし感謝はしてる。
それに先生にもあえたし。
ううん。言いたいことはこれじゃなくて
自分の意見が通らない。
といったところか。
何でもかんでもお母さんの言う通りに行動してしまう自分が悪いんだけど…
自分の意見はあるけど言うのが苦手になっちゃった。
それにお母さんの言う通りにするとなんでも上手くいくから頼りきり…
駄目だなぁ
言わなきゃ…
言うんだ!!
そうじゃないでしょぉぉぉ
ごめんね、お母さんのことは嫌いじゃないの。
今日の日記で悪く書いちゃったけど。
ただ、私の意見も聞いて欲しかったな。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。