第18話

高みへ
12,548
2021/06/27 08:27
限界まで登りつめたあなたは、
少しさわるだけでも
体をよじらせた。

俺は、正直もう
入れたくてじんじんしていたが
死ぬ気でこらえた。


蜜があふれる艶やかな入り口に、
俺のモノをあてたまま、あなたに問うた。
義勇さん
義勇さん
あなた、どうしたい?
あなた
今日の義勇さん…
いじわる…
義勇さん
義勇さん
言わないならこのまま終わりだ
あなた
やっ…/////
もちろん終わるつもりはない。
というか、終われるわけない。

でも、あなたの口から
聞きたかった。
義勇さん
義勇さん
恥ずかしくがらなくていい
君から聞きたいんだ
あなた
…/////
あなた
いれて…
義勇さん
義勇さん
なんだ?
あなた
いれてほしい…
義勇さんの…/////
義勇さん
義勇さん
わかった
グッ…

少し腰を沈めただけで、
たっぷり濡れているあなたに、
飲み込まれていった。

やばい…。

義勇さん
義勇さん
くっ…
ここまでずっとガマンしていた俺は、
いれた瞬間、イキそうになった。
あなた
アァッ…
あなたの愛液が、絡みついてくる。
義勇さん
義勇さん
アァッ…すまない…
俺は、一度出した。

そして、ぬぐってからまた
大きくして、すぐに挿入した。


ヌチャ…クチュ…

あなた
アッ…ぎゆ…さん
ん…ハァッ…
義勇さん
義勇さん
あなたっ…
ハァッ…ハァッ…
ズンッ…と腰を押しつけるごとに
あなたの吐息が漏れ、部屋に響いた。


しばらく抜き差ししていると、
あなたの両ひざに添えた手から、
あなたがまた震えるのが、伝わってきた。

また高みを迎えようとしている。


だが、俺も限界を迎えそうだ。

くっ…
耐えろ…俺…!!
あなた
アァァ…////
義勇さん
義勇さん
うっ…ハァッ…
あなたの細かい痙攣で、
俺もしめつけられ、イッてしまった。
あなた
ハアッ…ハァッ…
義勇さん
義勇さん
あなた…
すまない
俺はまたイッてしまって…

もう1回…
あなた
義勇さん…
あなたは、長く息を吐き出すと
俺にしっかりと抱きついた。
あなた
すごく…
気持ちよかったです…/////
義勇さん
義勇さん
ならよいが…
足りているか、
心配になっている俺を
気づかってくれた。
あなた
ずっと…
一緒にいてくださいね
義勇さん
義勇さん
ああ

もちろんだ…
あなたは、俺の手をにぎると
俺の胸に顔を寄せて、
そのまま寝てしまった。


俺は、あなたに着物をかけ、
髪をなで続けた。

ハアッ…愛しい…。
義勇さん
義勇さん
あなた、愛している…
宇髄の言っていたことは本当だった。

なんのことはない。

相手を大切と思える時間を共有することは、
女だけではない。
男にだって必要なことだったのだ。

あなたのことが、
今まで以上に大切と思えた。








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