第16話

俺の着物に包まれて
13,095
2020/07/26 01:29
布団を敷く時間さえ、
もったいなかった。


一刻も早く、抱きたい。


あなたを抱えたまま、
口づけの続きをした。
義勇さん
義勇さん
あなた…

ちゅ…
あなた
…義勇さん…
あなたのくちびるを甘くかみ、
舌を口に入れて、深い口づけに移る。

あなたも…舌を絡めてくれた。
あなた
ちゅ…
ん…////
必死に応えてくれる。

あなたの甘い吐息が漏れ、
ほほが紅潮している。


やばい…。
義勇さん
義勇さん
なんなんだあなたは…/////
あなた
えっ…?
義勇さん
義勇さん
ほんと…かわいい…

ハァッ…
俺は、自分の着物を脱いで
畳に広げると、
その上にあなたを寝かせた。

あなたの髪が丸く広がる。

あなたの帯をほどくと、
きれいなその胸があらわになった。
あなた
まだ…明るいです…
恥ずかしい…
障子越しに、
あなたの体に陽が差していた。

よく…見える。
義勇さん
義勇さん
すごく…きれいだ

いやか?
あなた
…/////
小さく顔をふった。

いやじゃない…

つまり、いいってことだ。


それならば…
義勇さん
義勇さん
覚悟してもらおうか
あなた
アッ…
俺は、あなたの両手をつかむと、
あなたの全身を
たっぷりとなめあげた。

目に映るすべて、
あなたのどんな場所も
愛しくてしかたがない。
あなた
アッ…
ぎゆ…さん…
あなたの小さく漏らす声だけが
部屋に響いている。

耳に気持ちいい。

ぞくぞくする。
義勇さん
義勇さん
やはり、ここが好きか
あなた
ん…ハァッ…
俺は、あなたの柔らかい胸を
両手でもみながら、
ぷっくりしてきた先端を、舌で転がした。

あなたの吐息がいっそう、漏れる。
あなた
アァ…義勇さん…
好き…
あなたの腕が、
俺の背中に絡みつく。
義勇さん
義勇さん
そんなに俺が好きか?
あなた
好き…です…
俺を熱く見つめる眼差しが
俺をさらに熱くさせた。
義勇さん
義勇さん
あなたのこと…
好きでたまらないのは
俺の方だ…
あなた
えっ…/////

アッ…

あなたの大事な場所に
そっと指をはわせた。

あなたは…
もうすでに、十分すぎるほど濡れ、
蜜があふれていた。


俺の着物に…包まれて…。


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