第6話

2回目の夜
18,169
2020/07/22 06:54
俺は布団を敷くと
長くならないよう、風呂を済ませた。
あなた
昨日は寝てしまって
ごめんなさい…
義勇さん
義勇さん
いいんだあなた
…近くに寄ってくれるか?
あなた
義勇さん…/////
あなたは、顔を赤らめると
俺の布団に正座した。

近くで見ると…

やっぱりかわいい…/////
義勇さん
義勇さん
かわいい…
あなた
えっ…!?/////
俺は…
あなたの肩を持つと
そっと顔を寄せた。

あなたがキュッと目をつぶる。
義勇さん
義勇さん
あなた…
初めての…
口づけをした。


柔らかい…。
あなた
ん…/////
義勇さん
義勇さん
…はぁっ

ちゅ…/////
そのままあなたを布団に倒した。

あなたの髪がほどけて、
布団に広がった。
あなた
ぎゆ…さん…
消えそうなほど、小さな声だった。
義勇さん
義勇さん
いいか…?
あなた
はい…/////
あなたの手が、
俺の背中に回された。
義勇さん
義勇さん
あなた…
なんてかわいいんだ…
俺は、服の上から
あなたの胸に手を添えた。

いい…んだよな?
あなた
あ…/////
あなたがかすかに
ピクッと震えた。
義勇さん
義勇さん
すまない…
これ以上はやめておこう
あなた
やめないで…
義勇さん
義勇さん
…!?
今なんて?
あなた
やめないで、義勇さん/////
くそ、手が震える…。

でも…あなたも震えている。
義勇さん
義勇さん
わかった…/////
いきなり服を脱がしていいのか?

俺の服はいつ脱ぐんだ?

脱がしたらもんで…

いや、なめるのか??

もんでからなめる…?

なめてからもむ…?

どっちだ…。
あなた
義勇さん…好きです…
義勇さん
義勇さん
…ああ/////

控えめだ…と思っていたあなたに
俺は気をつかわせて…。

情けないな。

夜は…始まったばかりだ。




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