ウヌside🐿
そう言って俺はあなたに抱きついて優しく頭を撫でた。
そう言ってあなたのほっぺをつねるとあなたは顔を真っ赤にして、照れてそっぽを向いた。
か、可愛い
照れてるとかほんと、、
こっちの心臓持たねえんだよ。
何年我慢したと思ってんの。
あなたのことしか四六時中考えてない一途な俺に彼女できるとでも思ってるわけ!?は!?
告白だって今までずーっと断ってきて、
ずっとあなたの妄想ばっかしてて、
あなたに会ったら何しようとか
考えすぎておかしくなりそうなんだよ!?
ちょ、え、こいつ。
なんであなたの家の中に男がいるの。
俺だけのものにして誰にも見せたくないのに。
よりによって、あいつかよ。
グクはそう言って唇を噛み締めていた。
俺は一瞬にして悟った。
グクは絶対にあなたの事が好きだと。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。