事務所へ向かう途中
俺はさくらは見るぐらいでそんなに気にもしてなかったが
あなたと一緒に歩くことで
季節の変わり目や木の葉っぱなどに気づくことが出来た
去年はあなたの病気が発症したって聞いて
落ち込んでたあなたを支えるので精一杯だった
でも今は病気と向き合い、一生懸命戦ってる
歩こうとしたら
恒例の入口で待ちは無くて
楽屋につき鍵がかかってた
玲於が鍵取ってる間に
ガチャ
中に入ってから
部屋を暗くし、ロウソクに火をつけて
待っていると
ドアの向こうで焦ってる玲於くん(笑)
ガチャガチャ
いよいよ鍵が開き、
思った以上に玲於さん不機嫌で…
メンさんが消してしまった
それからケーキは8等分ではなく
7等分で切ってメンさん抜きで食べようとしたけど
あなたは自分のを半分にして俺にケーキをくれた
なんて優しいんだ!!!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。