第4話

⭐️(乾Side)
884
2022/12/08 22:31
大体1週間前の朝、学校に行こうと駅までの道を歩いていたら、公園の地べたに座る人を見た。その時点では特に何も思わなかった俺。でも、翌日もそこにいて気になったから少し顔を覗いてみるととても若い女性でちょっと不安に思ってしまった。それがもし続いたら誰かに相談しようと思っていたところその翌日も、そのまた翌日もそこにいた。そして相談する決心をして、会社の仲間に相談したら、一旦声をかけてみろと言われた。最初は失礼ではないかと思っていたものの、このままにしておけず、ただのお節介で昨日ひっそりと後をつけて今日に至る。
そうですか。じゃあ、行ってみます
そう不信感を抱いていないような明るい口調であなたの下の名前ちゃんは俺の誘いに乗った。折り返し電話するならどうぞとあなたの下の名前ちゃんは店の中に入ってくれた。その言葉に甘え、失礼しますと席を立った。
 電話をかけると10秒も経たないですぐに相手に繋がった。
こうちゃん、言ってた子行くって
そういうとすぐ後ろに他のメンバーがいるのか流石の大きな声で報告している。
こうちゃん
後どれくらいで着く?
30分くらいかな
こうちゃん
じゃあ待ってるね
そう言って電話は切れた。
席に戻るとあなたの下の名前ちゃんはさっきと同じように絵を描いていた。サリサリと神とペンが擦れる音が伝内に響いているように感じれて、幸せというかどこか懐かしいような気がしてきた。
行きますか?
そう言うとハッとした顔をして頷きながら慌ててスケッチブックとペンを片づけ始めた。
 伝票をレジまで持って行ってマスターを呼ぶ。会計を頼むとすぐにあなたの下の名前ちゃんが自分の分はせめて払いますと飛んできたが、誘ったのは俺で、あなたの下の名前ちゃんはまだ未成年なので
出世払いでいいいよ
お金を払って店をでた

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