涙目になって訴えても聞いてくれない
別人
もうおっぱじゃなくなってしまった
私のせい、
わかってる、だけど
おっぱは行為を一旦止めた
作者(え、そこ?
目が熱くなって頬に液体が流れた
おっぱ目には涙を流す私が映る
体からおっぱが離れる
そう言って家を出た
何故か涙が止まらない
ゔぅぅぅゔ
振動するテーブルの上におっぱの携帯がある
どうしよう、
おっぱと連絡が取れない
というより何も持たずにおっぱは外へ出た
どうしよう
私は乱れた服を整え
携帯と財布を持って外へ駆け出した
どこにいるかな
頬に何かが当たった
あ、雨だ
急な土砂降りだけど探さなきゃ
私はあてもなく走り出した
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。