『え、それほんまなん?』
「ほんまよw」
『ちょちょ待って、調べる』
「w」
『待って、グループ名なんやっけ?』
「聞いてなかったんかいw なにわ男子」
『w聞いとったけどさw』
そりゃ、友達がジャニーズなんて言われたらパニックで名前なんて覚えられんよw
なにわ男子……っと
『ほんとだ』
「だからほんま言うたしw」
『この、ピンクやんな?』
「そう。ピンクなんや、カラーが」
『……なんか、凄いな』
「何がw まだJrやから凄ないよ」
『ううん。Jrでも凄いよ! これから曲とか聞いて応援する!!!』
「ほんま?w ありがとう!」
「ちなみに、謙社も一緒のグループ」
『やんな!この黄色の子やろ!長尾くんに似とんな思ってん!』
「そうそう黄色」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。