「い、いや気になっただけ!」
『ふーん、まぁいいけど、私も駿佑に聞こうと思ってたことそれだしw』
「え!?wまじかw」
『うん、駿佑好きな人おるん?』
「好きな人なのかはわからんけど、気になる人ならおるよw」
『へぇ〜生意気なぁ〜w』
「なんで好きな人おるだけで生意気なん!?w」
『知らん!w』
『え、それ同級生?』
「うーん、違うな」
『え、違うん!?後輩にでも恋しとるんか』
「え、ちゃうわ!後輩言うたら今中3やんけ!高1で中3に恋はちょっと無理やわ、希望がないw」
『w ってことは先輩!?』
「まぁそーなるな」
『え、え、ウチと同級生???』
「なんでそんなワクワクしとるんw」
『え、だってうちの同級生に恋しとるんなら恋のキューピットなるで!そーゆーの憧れやったんや!』
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。