道枝駿佑side
なんや……流星
ほんとにあなたのこと好きなんか……
もうそろそろ、気持ち伝えんとかんよな……
はぁ、いつ言えば……
今週中に言お……勇気出さんと……
あなたside
最近……ファンなのもある……ファンなのもあるけど……駿佑の事考えること多い気がする……
どんだけハマってんだろw
理沙「あなた〜、お話しよ〜w」
『いいよーw』
『ねぇ最近さ……駿佑の事考えること多いんだよね〜どんだけのファンなんだってねw』
理沙「1日にどれくらい考えてるの?」
『前までは、家とかでしか考えなかったけど最近は授業中とかも考えちゃう……今駿佑なんの授業受けてるかな……楽しいかなって』
理沙「ごめん!もう耐えられない!」
『え!?何!?』
理沙「あなた、それね、恋っていうんだよ」
『え?』
理沙「知らぬ間に相手のこと考えてたり、相手の幸せ願ってたり」
理沙「あなた、気づいてなかったのかもしれなかったけど、結構前から道枝くんの事気になってたんだよ。きっと」
『え……』
『そ、うなのかな』
理沙「絶対そうとは言わないけど、そんな気がするな……」
『そっか。ありがと!考えてみる……』
理沙「うん!」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。