流星「確かに……あ、ねぇねぇあなたちゃん!理沙ちゃん!LINE交換しよー」
『いいんですか!?』
理沙「いいんですか!?!?」
流星「いいよー!あとさ、二人ともタメ口でいいよ!」
『え?』
流星「ね?いいよね?」
なにわ男子「うんいーよー」
流星「ほら!」
『じゃ、じゃ!』
理沙「あ、ありがとう!」
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「もうこんな時間か……みんなこの後もう帰るよね?」
大吾「うん」
流星「そー!」
恭平「そうやな」
長尾「そやね」
丈一郎「そやけど」
和也「そーだよー!」
「じゃ、俺あなた送ってくわ」
『あ、え?ええの?』
「もちろん!」
「それでさ、理沙先輩は、恭平が送ってくれん?」
理沙「え!?」
恭平「え?」
理沙「え、いいです!一人で帰るんで!」
「ダメですよ暗くなりますし……」
恭平「別に俺はいーけど」
理沙「恭平くん……」
「じゃ、そゆことで!」
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。