『そうなんや……友達が芸能人か……』
「そう、その事なんやけど……芸能人やけどこれからも仲良うしてくれる?」
『え、いきなりどしたん?もちろん仲良うするに決まっとるやん!』
『逆にこんなことで避けるようにしたらホントの友情やないやろ!』
「……嬉しいこと言うやん(/// ^///)」
『なんで照れとるんwやめてやw』
『あんまみんなに広めん方がいいんかな?』
「うん、いずれバレちゃうのはしょうがないけど、変に広めとんといて」
『うん、わかった!』
「ありがとう」
『大丈夫やよ』
『……ねぇねぇ、この紫の子なんて言う名前なん?』
「ん?紫?恭平?」
『恭平君……苗字は?』
「高橋……やけど、どうした?」
『この子かっこええな……(/// ^///)』
「まぁ恭平はビジュ担やしな」
『そうなんや……』
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。