第7話

🍫幼なじみ💕
74
2018/01/27 14:15
ガラガラッ

転校生が教室に入ってきた瞬間
女子の黄色い声が上がった

・・・・・・・・・・・・

《グループメール》
あなた

うるっさ笑

Rinka✩
Rinka✩
こりゃ男子だな
麻衣♪
麻衣♪
まじだ!やった✩
あなた

男子なら多田くんが
狙われなくて済むε-(´∀`*)ホッ

Rinka✩
Rinka✩
そりゃよ〜ござんした笑
あなた

女子だったらね?ほら
ライバルになったら嫌じゃん

麻衣♪
麻衣♪
まぁ心配しなくても
男子ですから〜!笑笑
・・・・・・・・・・・・

私はケータイに夢中で
転校生の顔を見ていなかった

駆)月島駆です
よろしくお願いします

ん?月島駆...
駆...かける?

ガタッ

貴)駆!?

先生の隣に立っていた転校生は
正真正銘、小さい頃に
いなくなってしまった
私の幼なじみでした

先)ちょっと天宮さん!

駆)あなた!!

先)え?知り合いですか?

貴)幼なじみです...

麻)え!そうなの!?

駆)よかった〜!
会えた!

数年ぶりにあった
幼なじみはあの頃より
背が高くて声変わりをしていて
イケメンはそのままの
爽やかボーイになっていました

春)......

それから駆は
凜華の隣に座る事になり
私は駆のお世話係になりました笑

休み時間になると
イケメンだからか転校生だからなのか
駆のまわりは女子で溢れていた

凛)へ〜アレがあなたの
幼なじみですか

貴)まぁね

麻)え〜かっこいいね!

貴)まぁ私には関係ないけどね

私には多田くんがいるし!

なんて事を2人と話していると

駆)あなた!

貴)あれ?いつの間に

麻)駆くん!(照)

凛)なに照れてんのよ笑

駆)なんで助けてくれないんだよ〜

貴)え?だって助ける筋合いなくない?

駆)冷たいな〜笑

貴)そんな事ないよ笑

凛)ねぇ!小さい頃の
あなたってどんなんだったの?

貴)ちょ!凜華!

駆)小さい頃のあなたはね
ん〜、甘えん坊だったかな
俺の周りにいつもいたよ

貴)ちょ、!変な事
言わないでよ(照)

駆)ホントの事じゃん笑
にしても会えてよかった

貴)いつ帰ってきたの?

駆)昨日だよ
引っ越しが忙しくて
まだ挨拶行けてなかったね

麻)ん?と言うことは
あなたの家の隣って事?

駆)そうだよ!
昔の家がそのまま空き家で
残ってたからさ!
よかったよ!

貴)え!そうなの!?

駆)もちろん!

貴)へ〜じゃあまた
よろしくね!

駆)おう!

その様子を多田くんが
見詰めていたなんて
私は気付かなかった

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