次の日の朝
たまたま早く学校に行くと

貴）アレ？多田くんがいる

教室に入ると
多田くん以外に誰もいなくて
まぁその多田くんは
机で寝てるんだけどね笑

貴）昨日も今日も寝顔見れちゃった♪

私はそっと近付き
隣に座ってみる

貴）綺麗な顔して寝るんだな〜((ﾎﾞｿｯ

ｶｼｬｯ

寝顔を見つめていたら
無意識のうちにカメラで
撮ってしまった

春）ん、

貴）(やばっ、)

春）んん、

よかった...
起きてはないみたい、

貴）ふぅ、よかった...

駆）な〜にがよかったって？

貴）わっ！！駆...

駆）そんなに驚かなくても笑

貴）やめてよね...
心臓止まるかと思った、

駆）何してたの？

貴）駆には関係ないでしょ！

駆）そんな事言わなくても笑

貴）珍しく早いね

駆）あ〜あなたと一緒に
行こうと思ったのに
いないからさ〜

貴）そうだったの？
言ってくれれば待ってたのに

駆）今度一緒に行こうな？

貴）いいよ〜？

駆）あ、そうだ今日の放課後
話があるからさ
教室に残ってくんない？

貴）話？別に良いけど

駆）それだけ！
ほらみんな来るよ

この話を多田くんが
聞いていたなんて
私は気付かなかった

その後どんどん人が増えていき
気付けばいつもの光景が
広がっていた

凛）あなた〜？

貴）な〜に？

凛）いつもより早くない？

貴）なんか早く目が覚めちゃってさ

凛）珍しい事もあるのね
そのかわり麻衣が遅いね

貴）あ〜確かに！

風）春馬寝てんの〜？

貴）そうみたいなんだよね〜
起きなくてさ笑
寝れてないのかな？

風）あなたちゃんの
連絡待ってて寝れてないとか？

貴）な、何言ってんの！(照)

凛）狸寝入りでしょ？笑

春）うっせぇな...

貴）あ、多田くん！

春）寝てたのになに
騒いでんだよ...

貴）あら、不機嫌

風）そんなカッカすんなって！

春）はぁ...

凛）なんかいつもより
不機嫌だね？

貴）起こされたのが
そんなに嫌だったのかな？