その次の日から
駆からの猛アタックが始まった

朝、

貴）多田く、

駆）あなた〜！
一緒に行こ！

貴）え、あ、うん...

春）ﾌｲｯ

貴）あ、

昼休み、

貴）た、

駆）あなた！ここわかんない！

貴）あ、え、ここは...

ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ

風）ちょ、春馬！

貴）多田くん...

放課後

貴）あの、多田くん！

春）なに

貴）す、

駆）あ！あなたいた！
おばさんがお使いお願いって！

貴）え、あ、うんわかった、

ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ

貴）多田くん、！

と、まぁこんな感じで
駆は多田くんと話す隙すら
与えてくれなくて
今日は初めて告白をしない日だった

駆）帰ろ？

貴）...うん、

そんな事があった
次の日の休み時間...

凛）あなた
ちょっといい？

貴）あ、うん

凜華に呼ばれ女子トイレまで
やってきた

凛）何があった

貴）え、？

凛）アンタ昨日から
多田と話せてないでしょ

貴）うん、

凛）何があった

貴）駆に告白されたんだけど、

凛）はぁ！？

貴）ちょ、！凜華声でかいって、！

凛）あ、あぁ、ごめん
それで？

貴）それで、振り向かせるから
って言われてそれで、

凛）ほう、それで
話す隙を与えてもらえないと

貴）そうなの、

凛）はぁ、アイツ...

貴）凜華、？

凛）このままじゃダメでしょ？

貴）うん、私昨日
告白してないの、！！

凛）...うん、それはいいとして
このままじゃ２人の関係が
悪化しちゃう...

貴）多田くんすっごい
不機嫌じゃない、？

凛）それは、はぁ...
まぁ駆のせいね

貴）え？

凛）まぁそこは気にしなくていいわ
ん〜、わかった私に任せて？
あなたは今日の放課後に
旧図書室にいて

貴）旧図書室に？わかった

凛）じゃあそゆことで

貴）うん？

凛）にしても、１日多田と
話してないだけなのに
そんなに元気なくなるもんなのね

貴）１日って、！
私にとって多田くんと話せない
１日なんてもう...

凛）はは笑
ホントに好きなのね

貴）当たり前じゃん！
大好きな人なの...

凛）...大丈夫
大丈夫だから

凜華はそういって
優しい笑みを見せながら
私の頭を撫でてくれた

貴）凜華好き！

ｷﾞｭｯ

凛）ちょ、！も〜！笑

駆、どうしようかな...