第14話

🍫涙💕
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2018/01/31 12:33
そして放課後になり
私は駆が誰かに呼ばれて
いなくなった隙に
旧図書室に行った

ガラガラッ

貴)ふぅ、

教室に入り少しウロウロすると
奥にある座椅子がある場所で
待つ事にした

貴)結構フカフカしてるんだな〜

図書室でしばらく
待っているといきなり
ドアが開いた

貴)ビクッ

突然の事に驚いていると

春)誰もいねぇ、

貴)た、多田くん、?

春)ん?

貴)やっと話せた、

春)なんで天宮がここにいんの

貴)あの、昨日から
話せなかったから、その...

春)メールすれば
よかったじゃん

貴)メールしてよかったの?

春)何のために交換したんだよ

貴)そ、そうだよね、

春)で?それだけ?
なら帰るけど

貴)そ、その!
好きです!

春)はぁ...無理だから

貴)ふふ、やっぱり折れないね

春)それだけ?

貴)何でそんなに不機嫌なの?

春)...別に

貴)ちゃんと寝てる?
最近授業中とか寝てるけど、

春)別にお前に関係なくない?

貴)ご、ごめん、

春)幼なじみが来た途端
ころっとしちゃって
なんなわけ?

貴)た、多田くん、?

春)前から思ってたんだけどさ
迷惑なんだよね
毎日毎日告白されんの

貴)ッッ...ごめん、なさい...

私の頬を涙が流れた時、

駆)お前の事好きって
言ってる奴に
そんな言い方ないんじゃねぇの?

貴)駆...?

春)は?

駆)お前があなたを好きじゃ
ないにしても好きって
言ってくれるやつをそんな
突き放し方するのは
人としておかしいんじゃねぇの

春)お前に何がわかんだよ

駆)わかんねぇよ!
俺はあなたが好きなのに、
どうしてお前なんだよ、!!!

貴)ッッ...



そう言った駆は泣いていた

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