それは昼休みの事
貴)あ〜やっと昼休み!
凛)おつかれ笑
麻)4時間目の時
お腹の音聞こえてきたんだけど笑
風)たしかに!笑
駆)あなただったのかよ笑笑
貴)うそ聞こえてた!?笑
ガタッ
私達が話していると
突然多田くんが立ち上がり
一瞬私を見ると教室から
出ていってしまった
貴)多田くん...?
風)アイツどうしたんだ?
凛)さぁ?でも朝から
不機嫌そうだったよね
麻)確かに!
なんかあったのかな?
貴)私、ちょっと行ってくる、!
凛)行っておいで?
風)アイツなら多分
旧図書室にいるよ
貴)え、旧図書室?
麻)なんで?
凛)人がいないからじゃない?
おまけに座椅子とかも
あるしね
風)そ〜そ!
貴)そっか、じゃあ行ってくる!
あなたがいなくなった後...
風)春馬ってなんか
よくわかんねぇな
麻)ん〜、確に
凛)そうかしら?
麻)え、わかるの?
駆)多田?って人は
あなたとどんな関係なの?
凛)ん?そうね
本人に聞いてみなさいよ
麻)教えてあげないの?
凛)だって
軽々しく言っていいもの
じゃないじゃん?
風)ふ〜ん
駆)じゃあ聞いてみるよ
凛)邪魔、しないでよね
凜華が駆に
黒い笑みを見せた
麻)(凜華?)
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。