第8話

ー過去ー
820
2020/06/08 10:31
しばらくすると樹が保健室に
戻ってきた、ジェシーくんを連れて

ジェ)あなたちゃん大丈夫!?

貴)あれ?今体育じゃ、

樹)俺と一緒に探してくれてたんだよ

ジェ)もう心配したよ、
髪も濡れてるし大丈夫?

貴)あ、う、うん、

樹)じゃあ帰るか

貴)え、ジェシーくんも?

ジェ)ダメかな?

樹)お前と仲良くなりたいんだってさ

貴)え、私と?

樹)お前が嫌じゃなかったら
ホントの事話してあげて

ジェシーくんを見ると
どことなく申し訳なさそうな
ちょっと子犬のような顔をしていた

嘘、はついてないみたいだけど、

貴)樹の友達ならいいよ
帰りながら話そっか

ジェ)よかったぁ、!

樹)ごめんな?

貴)大丈夫だよ

そして、学校を出て
少し早めの下校途中

貴)あれは中2の夏休みあけのころ

・・・・・・・・・・・・・・・

2学期が始まってすぐ
転校生がうちのクラスに入るって
言われて、それが目黒くんだった

席が近いのもあって私と樹が
色々教える事になったの

貴)えっとね〜ここが音楽室で
あっちが〜

樹)ちょ、早すぎだから

貴)んえ?

樹)目黒くんこまってるよ

貴)え!ごめん、!
転校生ってわくわくしちゃって、

蓮)大丈夫だよ?笑

貴)にしても、目黒くんって
モデルさんみたいだよね

蓮)そうかな?

樹)身長も高いしな

貴)ほんとかっこいい!

蓮)ありがとう(照)

それから私達はよく3人で
いるようになっていたの
私は蓮くんが好きになっていった

転校してきてから半年くらいがたった
クリスマスの日に

蓮)俺、あなたの事が好き
だから、付き合って欲しい

貴)私も蓮くんのこと好き、!

ギュッ

蓮)よかったぁ...
ふられたらどうしようかと思った笑

貴)ふらないよ笑

蓮)絶対幸せにする

貴)うん!約束だよ?笑

蓮)おう!笑

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