ー保健室ー

貴）いたぃ、

樹）大丈夫か？

ジェ）まさか突き飛ばすとはね〜

貴）あれは、私が悪いから、
そりゃ、嫌いな人から触られたら
嫌でしょ、

樹）あなた、

いじめには加担しないけど
私が嫌われているのはわかってる
あの日の事を思い出してくれない限り
私はこのまま、大好きな人に
嫌われたまま

貴）はぁ、

ー教室ー

教室に戻ると私に女子数人が
近寄ってきた

((ねぇねぇ！あなたさん

貴）え、は、はい、

((ちょっと話があって、
ついてきてくれない？

貴）え、と、

((くるよね？

貴）、...は、はい、

樹）どうした？

貴）ちょっと自販機行ってくるね

ジェ）俺らもついてくよ

貴）大丈夫だよ
荷物置いておいてくれない？

樹）わかった
でも足怪我してるから気をつけろよ？

貴）うん、ありがとう！

・・・

((ふふ、馬鹿だね

ー校舎裏ー

ついてきてといわれついたのは
校舎裏でついてすぐ
そこには女子の群れがあった

((貴方ってほんとバカよね笑

貴）...

まぁ、そんな気はしてたんだけど
いざこう、目の前にすると怖いよね

((人殺しのくせに樹くんとジェシーくんに
なれなれしいのよ

貴）それは、

((脅してるわけ？笑
それとも身体？笑

貴）そんなわけ、！

((近寄らないでくれる？

((ほら笑やめなよ刺されちゃう笑

((こわ〜い！笑

貴）別にそんなことしませんけど、

((なに？口答えするつもり？

((ほんとむかつく

((やっちゃって

貴）え？

後ろを向いた瞬間、
鈍器のようなもので頭を殴られ
私は意識を失った