あなたside
今日は土曜授業
「行ってきまーす」
そう言って家を出た
−学校−
今日は3時間しかないから早く帰れるっ
お昼どうしよっかなぁ
なんて考えてた
1時間目、国語
眠い。
窓側だからずっと空を見上げてぼーっとしてた
先生「あなたさーん!」
「はいっ!!」
先生「さっきからぼーっとしてるけど大丈夫?」
「はいっ、」
先生「じゃあ授業再開します」
恥ずかしい…
キーンコーンカーンコーン
学級委員「きりーつ!れーい!」
みんな「ありがとうございました!」
次の授業は技術
みれな、あいと一緒に技術室に向かった
2時間目
技術室の席の隣は紫耀
なんか緊張する
紫耀のと距離は50センチもない…
あなたの記憶からは
紫耀に勉強を教えてもらった時の記憶が蘇る
っ!
紫耀の顔を見ると
.
それは紫耀のせい!
とか言えないから
「ほんと!?まぁそのうち落ち着くから大丈夫!」
なんて強がった返事をした
終盤に近づき、道具の片付けをしている時
あなたがふと
「なんかマック行きたいなぁ」
なんて言ったら、その言葉を聞いた紫耀が
って言ってきた
最初は何言ってんの?って思って
「えぇ?笑笑」
って言ったけど
紫耀は本気そうな顔をしてたから
「行くかぁ!」
って返事した
.
って笑顔で返事をされたらそりゃぁ…
そのまま時間が過ぎ放課後
「紫耀〜帰ったら連絡してね」
そう言って家に帰った
.
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。
登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。