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第2話

天使来訪。
俺は宵崎透よいざきとおる。こんなカッコいい名前をしているが、一応バイってやつだ。これまで男とも女とも付き合ってきた経験がある。だけどそのどれもが上手くいかなかった。まぁきっと、自分のルックスなんだろうなと自負している。
目つきは悪いし髪は癖っ毛。ファッションセンスなんて元からないし、身長も167cmとスタイルがいいわけでもない。おまけに最近別れた彼氏から金を持ち逃げされたもんで、若干人間不信。
そんな最低な俺だけど、好きになった人にはとことん尽くすタイプだった。あの時だって、どうしてもと言うから貸したのに。
「なんだよあのクソ男…」
そう言って酒をあおる。
もう全部忘れたい。悔しい。あんなのを好きになった自分に腹が立つ。
ムカつく。
そう思いながらまた缶ビールを傾けると、
ピーンポーン
家のチャイムが鳴った。
時刻は現在午前1時。
こんな遅い時間に宅配便か?不審に思いドアをゆっくり開けると。
「あ〜っ!やっと開けてくれた〜」
は?誰こいつ。
めっちゃ美形が立ってるんだが。
くしゃっとした白い髪に同じような白い肌。ちょっとたれた目は紅梅色で、まるでアニメキャラのコスプレだ。
「えーっと…あんた、誰?」
「俺?俺はね、天使!」
「…?」
天使?天使ってなんだよ天使って。いやまぁ確かに異世界から来てそうな見た目だとは思ったけど。
その自称天使は屈託なく笑いながらその白く細い手で俺の手を取った。
「俺はっ!未来の君を助けに来たんだ〜」
「未来の、俺??お前、頭大丈夫か?そして人違いじゃないか?」
「ううん。俺は君の事を知ってるよ〜宵崎透、26歳。誕生日は9月24日で身長は167cm!」
え、何こいつ。なんで俺の事めちゃめちゃ知ってんの。怖。ここまで来ると人違いとは言えないけど…
問題はその前だ。未来の俺を助けるためって。どこのラノベの設定だよ。厨二病か。
ツッコミすぎなのは分かってる。でもそれくらいこいつのツッコミどころが多いのだ。
どうにかして帰ってもらわないと…と考えて、顔を上げる。
そこに、その天使の姿は無かった。
「お邪魔しまーす♪」
背後から聞こえる柔らかい声。
まさかと振り返ると、天使は俺の家に上がっていた。
「馬鹿馬鹿馬鹿!なんで家入ってんだよ!」
「あーそんな怒っちゃう感じ?」
「怒るわ!勝手に家入りやがって…」
「じゃあ…この後のお願いもダメっぽいな…」
「お願い??」
「居候…させて欲しいんだけど…」
「駄目だ。」
駄目に決まっている。どこの誰かも分からん自称天使をただ飯で泊め続けるなんて。けどそんな俺の考えを見透かしたのか、天使は自慢げに言った。
「ふふん、俺は天使だからね!食費も一切かからないよっ!」
食費…かからないのか…なんも食わないで生きていけるんだな。便利で羨ましい。
「因みに…どうして居候したいんだ?」
「だってさ、俺がいつも近くに居ないと透にいつ助けが必要になるのか分かんないじゃん?」
こいつは馬鹿なのか。天使なんだからそれくらい分かってから来いよ。そして下の名前で呼ぶなど馴れ馴れしい。
しかしそんな荒い言葉とは裏腹に、俺の心は揺れ動いていた。じっとその顔を見てみる。
明らかに日本人離れしているが、かなり整った顔立ちをしている。見た目だけで判断すればの話だが、付き合って損はないだろう。
「迷惑…かけなければいい。」
「えっ、マジで!?」
「ただ条件がある。」
「なんでも聞き入れるよ!」
胸を張る天使。かなり馬鹿っぽいけど大丈夫なんだろうか。
「俺と…付き合え。」
「ええっ!?初手あんなに嫌ってたのに!?」
「うるさい!言っておくが好きになったわけじゃない。ただ、付き合ってくれたら部屋に居るくらいは、いいよ。」
下手に勘違いされても困るので、俺はあえてぶっきらぼうに言う。
後ろで「ツンデレなの?」と言われたことに関しては無視した。

こうして、俺と自称天使の意味不明な同居が始まった。 


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序章やっとのこいさで終わりです(@ ̄ρ ̄@)
文章が拙い&おかしくなってますが、なんかここ日本語バグってるなって所はコメント欄などでお知らせ頂けると嬉しいですm(._.)m

まだ序章ですが、感想、いいね、お気に入り登録等してくれると僕が飛び跳ねて喜びます()

では、次の話でお会いしましょー(^ω^)ノシ