道枝side
転入生…どんな子かな…
気になってなかったのにあなたとか大吾くんがめっちゃ言うから気になった、…。
正「みっちーも気になり始めたんか、笑」
『なんか、…、笑』
正「あんだけ大吾達がうるさかったら気になるよな、笑」
『はい、…笑』
正「あ、そろそろ行かなあかんのちゃう?」
『ですね、笑じゃぁ、…また後で!』
正「おう、笑」
大吾くんと少し話してから先に教室に上がっていたあなたは教室で呑気に寝ていた。
『あなた、起きてや』
小「んっ、…」
『ここにこれ書いといて。』
小「はぁい、…」
…転入生…男やんな、…。
あなた取られへんようにしとかな。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。