第18話

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2019/02/26 22:51




夢の国に着いて君はまず
宇宙の中を走るジェットコースターを選んだ

中はすごく綺麗で君が好きそうだったけど
僕は速さに負けて息が出来なかった

情けねーと
自分を笑っておいた。

「 次はここ 」

君がパンフレットを見て指差したのは
黄色いクマさんのハチミツハウス

「 お腹が可愛いよな。
  なんか癒される! 」

テンション上がりっぱなしの君は
小さい子どもみたいにはしゃいでる

壷に乗ってるときも
やばいハチミツの匂いする
やばいちょー楽しいと
゙やばい゙を連呼していた

今日1番の口癖だなと思った



色んなアトラクションに乗って
いつの間にか夜になっていた

夜ご飯を海賊が横を通るレストランで食べて
お土産を買いに行った

君は幸せそうに
かごに入りきらないくらいの人形を買うと言った

僕は君からかごを取って
レジに持って行く

「 え、自分で買うから 」

戸惑う君に僕は言う

これは僕からのお土産だから
君は他の物を買ったらいいよ

僕に対して罪悪感でいっぱいそうな君に
僕は笑顔で言ったんだ

あとでお礼いっぱいしてもらうし遠慮すんな

君が笑った。



荷物になるから全部郵送してもらうことにして
僕たちはパレードを見た

手をつないで
やっぱ寒いなーなんて言いながら

君の横顔を見ていると
好きが増す気がする

光りに照らされて
いつもより綺麗に見えた

また2人で来たいな、夢の国





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