うらたside
痛い、痛い、全身が、心が全てが痛い。
ナイフでさかれたような痛みだ。
どうしてこんなことになってしまったんだ。
いつの間にか縄を解いた月崎が俺を抱き起こした。
ポロポロと涙をこぼす彼の手をそっと握った。
月崎の涙を拭って、にっこり微笑んだ
月崎の顔が近くなる。
そして…
唇が触れ合った。
俺は彼の頭に手を置き、唇に舌を刺した。
月崎と交わすキスは誰よりも気持ちよくて、俺の理性にハサミを入れた。
俺の理性は月崎によって切られた。
月崎が俺の首に腕を絡めて額をコツンと当てた。
月崎の服を脱がす。
抱かれた後なんて忘れてた。
俺の裏筋が月崎の舌で撫でられる。
月崎の喉のおくに俺のがあたる。
俺は月崎からものを抜いた
月崎の顔に俺のがかかる。
月崎の体制が整うと、俺は月崎の穴を舐めた。
俺は舐めるのを辞めると、月崎の穴にものをあてた。
月崎と抱きしめ合いながら俺は腰を振った。
俺たちは同時に果てた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!