第12話

歓迎会があるのに…
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2019/06/01 08:38
??「その仕事は俺が代わりにやるから。」

あすか「え、でも…。新海先生も仕事あるのに…。」

新海「あすか先生、この前頑張りすぎて倒れたんだって?」

あすか「は、はい……。」

新海「あすか先生、無理しすぎるのは良くない。今日は仕事のこと忘れて。」

あすか「は、はい。すみません。ありがとうございます。」

冴島「じゃあ、17時半にロッカーで待ち合わせね。」

あすか「うん。」


そして16時半頃。
みんな、先にめぐり愛に向かいあすかの歓迎会の準備をしに行った。
すると電話がなった。

橘「はい。翔北救命センター。」

救命「80代男性、胸の痛みを訴え倒れました。…受け入れお願いします。」

橘「でも、今人手が…。〈小声〉」

三井「どうしたの?橘先生。」

橘「救急から受け入れて欲しいって…。でも今人手が…。」

三井「あすか先生、まだいるわよね?」

橘「うん。」

三井「じゃあ、大丈夫。受け入れて。」

橘「分かった。……受け入れます。」


三井「もしもし、あすか先生?急患よ。」

あすか「分かりました。今、行きます。」


そして患者が運ばれてきた。

……ドンドンドンドンドンドン……

救急「森山國士さん、85歳。救急車内で心停止しました。」

あすか「変わります。」

三井「開胸するわ。」

あすか「待って下さい。……この患者、腎不全で透析してます。橘先生、この患者と同じ血液型、今ある分持って来てください。」

橘「分かった。」

橘先生は走って輸血を取りに行った。

橘「持ってきた。」

あすか「多分、心停止したのは心不全が原因かと……。」

三井「じゃあ、心臓外科呼ばないと…。」

あすか「三井先生、心臓外科呼んでください。その前に肺気胸もあるので、空気抜きます。」


その頃…。

藤川「はるか~、そろそろあすかちゃん迎えに行かないと。」

冴島「分かった。あすかに電話する。」

冴島さんはあすかに電話をかけた。

冴島「あれ?」

藤川「どうした?」

冴島「あすか、出ない。」

藤川「え?とりあえず、翔北に行こう。」

冴島「うん。」

そして、藤川先生と冴島さんが翔北についた。

冴島「あすか!」

藤川「あすかちゃん!」

あすか「あ、お姉ちゃん、藤川先生。」

三井「あすか先生、あとやっとくから。」

あすか「はい。」

冴島「ん?」

橘「さっき、肺気胸と心不全の患者が来て、今オペ終わったところなんだ。」

藤川「そうだったんだ…。」

三井「じゃあ、あすか先生美味しいご飯食べてきなさい。」

あすか「はい。」

橘「歓迎会、楽しんで来いよ。」

あすか「はい。」

冴島「あすか、行こう。」

あすか「うん。」

藤川「後ろに乗ってね。」

あすか「はい。」


そして藤川先生、冴島さん、あすかがめぐり愛についたのは18時半だった。

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