第35話

歓迎パーティー
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2019/06/26 09:47
一方その頃…

藤川「あすかちゃん、暇?」

あすか「いえ。」

藤川「そんな……。」

あすか「何ですか?正直に仕事終わらないから手伝ってと言えばいいじゃないですか。」

藤川「あすかちゃん……あすか先生、仕事がおわらないので手伝って下さい。」

冴島「あすかに頼らないで下さい。」

あすか「大丈夫だよ、お姉ちゃん。私、藤川先生の仕事やります。」

藤川「ありがとう。」

あすか「では。」


あすかは藤川先生に代わりもくもくと仕事を始めた。
そして無事に藤川先生がやるべき仕事を終えた。

あすか「藤川先生、終わりました。」

藤川「あすかちゃん、ありがとう。」

冴島「あすか、ごめんね。」

緋山「めぐり愛行くか。」

白石「そうだね。のぞみ、めぐり愛行こ。」

のぞみ「うん。」

藍沢「着替えてめぐり愛に行くぞ。」

藤川「何、藍沢乗り気じゃん。」

冴島「余計なこと言わない。」

藍沢「うるさい。藤川。」

藤川「ごめん。」

のぞみ「フフフ。」

あすか「はーー。」


めぐり愛に向かうため藍沢先生の車に白石先生、のぞみ、そしてなぜか緋山先生。藤川先生の車に冴島さん、あすか。
だが、めぐり愛に向かっている最中……。

あすか「あ……。」

冴島「どうした?」

あすか「藤川先生、車止めて。」

藤川「分かった。」

あすか「ありがとう。藤川先生、お姉ちゃん先行ってて?」

冴島「あすか!」


あすかは走って行ってしまった。

あすか「大丈夫?」

??「すみません。バランス崩して転んでしまいました。」


あすかはその人が車椅子に乗るのを手伝った。

??「ありがとうございます。私、まい。愛って書くの。」

あすか「いえいえ。私はあすか。…膝擦りむいてる。」

愛「あ…。」

冴島「あすか。」

あすか「お姉ちゃん。車に救急箱あるよね?」

冴島「うん。」

あすか「まいちゃん、膝擦りむいてるの。」

冴島「分かった。一男、待たせてるから。」

あすか「ありがとう。」


そして冴島さんが愛(まい)の車椅子を押した。
消毒をして絆創膏をはる。

愛「ありがとうございます。」

あすか「気をつけてね。」

愛「はい。」


愛(まい)は処置をしてもらい帰って行った。

そして藤川先生、冴島さん、あすかがめぐり愛に到着した。

藍沢「遅かったな。」

白石「何かあったの?」

緋山「まさか、また患者でもいた?」

冴島「その、まさかです。」

藤川「あすかちゃん、バランス崩して転んでた子見つけて。」

あすか「遅くなってすみません。」

のぞみ「大丈夫。」

洋子「いらっしゃい。ってあら?可愛い子がいるわね?」

白石「私の妹。」

のぞみ「はじめまして。白石のぞみです。」

洋子「あら。宜しくね。」

あすか「私のとなり座って。」

のぞみ「うん。」

洋子「どんどん飲んでちょうだい。あすかちゃんとのぞみちゃんは未成年だからソフトドリンクね。」

横峯「では、のぞみ先生の歓迎と」

灰谷「のぞみ先生のフライトドクター初日と」

名取「日頃のお疲れ様と」

雪村「明日も頑張るために」

4人「かんぱーーい。」

皆「かんぱーーい。」


店内に皆の声が響き渡りパーティーが始まった。
そしてパーティーが終わったのは23時だった。

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