第16話

墜落したときの後遺症?
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2019/06/01 15:46
あすか「イタタタタ……。」

??「あすか先生、大丈夫ですか?……ちょっと足見ますね。」

あすか「あ、森本先生。」

森本「あー…。右足首、骨折してるね。」

あすか「やっぱり……。」

森本「ヘリは?」

あすか「現場に着いて着陸するとき、強風にあおられてバランスを崩して墜落しました……。」

森本「そうなの?……じゃあ…。」

あすか「第1に、20代女性を翔北に救急車で搬送します。」

森本「じゃあ、俺も乗る。……あすか先生、その足じゃ、この患者救急車に乗せられないだろ。」

あすか「す、すみません…。」


そして翔北についた。

あすか「赤坂華花さん、22歳女性。現場で心停止しましたが、戻りました。」

森本「移すよ。1、2、3。」

藍沢「森本先生?どうして?」

森本「あすか先生、右足首折れてる。」

橘「え?怪我してないんじゃなかったのか?」

三井「とりあえず、藤川。あすか先生の処置して。」

藤川「分かりました。」

あすか「すみません……。」

藤川「大丈夫だよ。」

横峯「私、処置室まで肩貸すよ。」

あすか「ありがとう。」

雪村「私も。……藤川先生のフォローに入ります。」

あすか「ごめんなさい。」

藤川「雪村、助かる。」


藤川「整復してみるから、かなり痛いよ?」

あすか「徒手整復ですよね。……は、はい…。」

藤川「じゃあ、行くよ。」

あすか「い、痛い……。」

藤川「終わったよ。」

白石「あすか先生、大丈夫?」

あすか「まあ、なんとか…。」

冴島「あすか!」

緋山「あすか先生、骨折してたんだって?」

あすか「お姉ちゃん、緋山先生。ご迷惑、ご心配おかけしました。」

藤川「あとは、ギプスして安静にしてね。治るまで内勤だけだからね。」

あすか「は、はい…。」

灰谷「僕の時みないにヘリ墜落したから、怖かった……。」

白石「大丈夫よ。あすか先生、私の時より酷いけど、パイロットを早くしてって急かしてないし、急な強風なら対処のしようがない。……でも、良かった。スタッフも患者も、誰も死なずにすんだ。」

あすか「みんな、生きてて良かった。……さあ、仕事しないと…。」

横峯「私、代わりにやるよ。」

あすか「いいよ、大丈夫。」

藍沢「無理はするなよ。」

あすか「はい。」

雪村「痛み出てきたら痛み止めの飲み薬と注射しますね。」

あすか「うん、ありがとう。」

灰谷「必要な物あれば、言ってくれれば取ってくるから。」

あすか「灰谷先生もありがとう。」


あすかは、みんなに迷惑や心配をかけちゃったけど、またドクターヘリ乗れるようになるまで、仕事もリハビリも一生懸命頑張ろうと思った。
こうして大変な長い長い1日が終わりました。

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