第12話

耳と音の予測
3,365
2021/03/21 01:40
みんなから自己紹介をもらい
研磨「やった、俺出なくて済む」
『1セット私が出るだけで研磨くんは2セットも3セットもでるけどね』
研磨「え、そうなの?」
『うん』
研磨「ほんっとにだるいって…」
『わかる。だるいよね』
研磨「なんだろ。あなたといると落ち着く」
『ほんとに?嬉しいな』
研磨「…ほんとに思ってる?」
『表情に出てない?』
研磨「うん」
『萎える』
黒尾「ほら、さっさと動きなさいな」
研磨「クロキモイ」
『わかる気がする』
黒尾「2人とも辞めよう?主将の心えぐり取らないで?」
音駒VS烏野のゲームが始まった
まずは影山くんのサーブ
夜久「あなたっ!」
(左はメガネの子が守ってるのか)
リエーフ「あなたさん!!」
(ヤダから福永くんにトス)
澤村「よっと!」
(そう簡単にはいかないか)
影山「スッ」
(日向くんかな)
鉄朗さん、オレンジ
黒尾「ッ!」
バシーンッ!
??「ふぇ?」
影山「?!」
黒尾「ス、すげぇ…烏野のチビちゃん達の速攻止めた事あるけど、今の方が的確に止めれたわ…」
『訳の分からないこと言わないでください』
影山「日向、もっと走れ!!」
日向「お、おう!!」
『影山くん』
影山「」
『もっかい、レフト上げるで』
影山「…っス」








影山「次レフト来るっす」
月島「なんでわかんの?」
影山「さっきあなたさんから教えてもらった」
菅原「それ多分嘘だべ」
影山「あなたさんなら必ず上げます!」
澤村「…分かった、次レフト固めるぞ」
烏野「ウッス!!」









『次レフト上げますね』
夜久「宣言か?」
リエーフ「俺も打ちたいっす!」
『いいよ。打たせてあげる』
研磨「リエーフにはまだ無理だよ」
山本「そうッスよ!」
リエーフ「俺烏野みたいに速攻打ちたいっす!」
『アホいえ、やらんかんな』
リエーフ「思ってたんすけど、あなたさんって関西人なんですか?」
『京都出身』
リエーフ「へぇー、どこっすか?」
夜久「勉強しただろ!!」





『リエーフくん、レフト行って』
リエーフ「??わかりました!」





黒尾さんサーブ
そしてレフト側に澤村さん、影山くん、西谷くん
リエーフくんはワンテンポ遅らせるように言ったから
あとはトスを合わせるだけ
『スゥーーーーー…』
耳に集中させよう
ポーン
サーブを上げた、西谷くんかな
影山くん的にはもう一度日向くんを使うだろうな
『ライト』
バシーーンッ!!
コロッ
『ドンピシャ』
日向「?!!」
影山「クソっ!!」




影山side
あなたさんが目をつぶってる?
『スゥーーーーー…』
息の音か?
普通なら目でボールを追うけど
あなたさんの場合追わないのか?
『ライト』
バシーーンッ!!
コロッ
『ドンピシャ』
日向「?!!」
「「クソっ!!」」
感覚が違ぇ!!
俺らは目でボールを追ってから次の攻撃を予測するのに
あなたさんは音で予想すんのか?!
『影山くん』
「「ビクッ」」
『詰めが甘いよ』
「「…ウッス!!」」







あなたさんは



確かに笑っていた








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このお話、消えてて…(プリ小説側の問題)
チャプター内容消えてて、そしたら今日直ったらしくて
チャプター戻ってたんで投稿します!
遅れました…
それではByeBye

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