第21話

気楽に行きまひょうや
2,182
2021/07/05 14:54
(あ、これダメなやつだ)
『影山くん、位置交換して』
影山「?ウッス」





日向「うわぁっ?!」
ボールはあなたの頭に直進するように飛んでった
クルッ『…』
日向の方に向きを変えたと思ったら直進してくるボールをキャッチした
『…日向くん。』
日向「はひぃっ!」
『後で一緒に練習しようね』
日向「すみませんっ!!」
『大丈夫大丈夫』
周りの空気は凍っていた
なぜわかった
なぜボールが来るのをわかって向きを変えた
そんな空気だった
『…早く始めましょ?』
この場の空気が嫌で進行を進める
影山「ひ、日向ボケェっ!!!」
日向を怒鳴る影山もいつもと違う様子なのが伝わる
異様な空気の中ゲームは再開された
ケームをやっていくウチに空気は流れ
次に北のサーブだった
ちゃんと練習されたサーブ
あげにくいコースにボールを飛ばしてきた
拾ったのはあなただった
綺麗なトスを上げた






そう思ったのは稲荷崎メンバーだけではない
影山はそれを打とうとした
その瞬間
『日向くんッッ』
確かに影山に前には侑と角名がいる
だが、影山にそんな技術は"まだ"ない
影山は日向に打たせようと無理にボールを飛ばした
案の定日向はバランスを崩したスパイクになったが
思いもつかない行動によりINとなった
『今影山くんと日向くんは警戒されとる。あまり下手な動きはできひん。せやから、田中さん、東峰さん辺りでボールを今は回しましょ。』
「「「オッス!」」」
『そのために、西谷くん、澤村さん。どんなに跳ね返ってもええのでボールを上げて貰えませんか?』
西谷「おう!任せな!」
澤村「俺にできることでいいのであれば…」
影山は田中と交代
そしてサーブ権は烏野
澤村のサーブだ
さすが主将
あげにくいコースにボールを飛ばした
さすがインハイ2位の高校
そんなボールにびくりともしない
ボールをあげたのは北だった
そして侑が綺麗なセットをあげた
前衛は田中、あなた、日向
後衛は月島、澤村、東峰そして西谷だ
振動を弱めるため精一杯の努力でボールをあげた澤村
そしてセットを構える前衛あなた
どんな攻撃が来る
警戒心を尖らせ構えていた稲荷崎
スッ
ボールは地面に落ちた
静かに落ちた
稲荷崎は反応を遅らせ
静かに落ちた
誰も予想していなかったツーアタックだったのだ
『…警戒しすぎどすえ。もっと気楽に行きまひょうや』
場の空気が2度目の氷漬けとなった
あなたを止められる者は
誰もいない



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呪術廻戦夢小説
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