第5話

天然発動
4,303
2021/03/02 11:39
花巻「お前、何者…?」
『西あなたですけど』





及川side
西あなたはこれほどの実力者なのか
本当はもっとできるんじゃないか
俺の考えはどんどん膨らんだ
ゲーム中、1度あなたは俺のサーブを取り逃した
これは本当に取り逃したのか
朝一、サーブを綺麗にレシーブをしたあなたが?
そしてあなたはなんでスパイクを打たなかったのか
何度か渡っちがトスをあげた
それをあなたは避けるかのように動いた
そして囮として行動


でも、俺が1番気になるのは…
松川「ねぇ、あなた。なんで新山女子高行かなかったの?」
俺の疑問をまっつんがきいた
『いや、そこまで遠く行くの嫌なんで』
あなた(実は新山を知らなかったなんて言えない)
及川「ねぇ、あなたってスパイク、出来ないの?」
『…私はセッターです。トスをあげる仕事やトスに繋がるレシーブ以外上げません』
及川「それだと戦力不足にもならない?」
『そうですね、なりますよ。私にレシーブを上げさせてトスを上げさせないようにでもされたら私役立たずですよ』
及川「スパイクを打つという思考はないの?」
『私、元スパイカーなんです』
花巻「なら尚更スパイク打てば強くね?!」
『そうですけど、私はセッターですので。』
これがユースに呼ばれた西あなたなのか
メガネや三つ編みを解き
顔を洗ってきたあなたを見て
俺は今までにない感情を感じた
恐怖だ
あなたの圧、何に対しての圧とかでらない
オーラが凄いんだ
『言っときますけど、私身元バレたんで遠慮しませんから』
及川「遠慮…?」
『あ゙ーーー。ホンマにしんどいねん。ほな、ごめんやす』(疲れた、では、失礼します)
松川「」
花巻「」
岩泉「今の…」
及川「方言、だね」
国見「確か西あなたって関西出身って書いてあった気がしますよ」
及川「それだ!どこだろ」
京都でーーーす
矢巾「地獄耳かよ…!」












2年教室
ザワザワ
こんな美人いたっけ?
転校生かな?
くっそ美人いるんだけど
誰々?
(偉いやかましいな)
(何騒いどるんやろ)
「あれ、あなた、ちゃん?」
『そうですけど』
「雰囲気変わったね!ヘアアレンジ??コンタクトにしたの?」
『あー、元々あのメガネ伊達メガネですよ。』
「おはよーって、南さん?!綺麗になったね!」
『あ、私、本名西あなたです』
「「「え?」」」
『よろしゅうおたのもうします』






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てへ
中学生の皆さん
皆さんの学校の部活には、マネージャーという仕事、ありますか?
私の学校は見学者が(怪我とかした人)マネージャーみたいなもんですね
それではByeBye

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