烏野の烏養さんって人に呼ばれた
誰なんだろ…
『あ、影山くん』
影山「!ウッス!」
『烏養さんって、どこにいる?』
影山「烏養コーチならあそこっす」
『ありがとう』
影山「どうしたんすか?」
『なんか呼ばれた』
烏養「お!西あなた、だよな?」
『はい』
烏養「悪ぃーな、呼び出しちまって、なんかあったか?」
『大丈夫です』
烏養「お前さ、ユース呼ばれてるんだろ?」
『そーですね』
烏養「そんでさ、バレーやんなくちゃユース行ってもへばるだろうし…」
『…言いたいことはわかりました』
烏養「ほんとか?先生方と話した結果、西あなたは烏野か音駒に行くんだけど、どっちがいい?」
『…じゃぁ、影山くんと戦いたいんで音駒で』
烏養「おう?わかった」
『あの、音駒の練習見たいんで行ってもいいですか?』
烏養「いいぞ」
『失礼しました』
(音駒か…)
キュキュッ
「リエーフしっかりやれ!!」
「無理っすよー!!」
「あ゙ぁ゙?!」
「黒尾さ〜ん…!!」
「しっかりやれー」
(怖…)
「けぇんまぁぁ!サボんな!!」
「キツ…」
「?」
『やべ…』
??「お嬢ーさん。」
『はい…すみません、勝手に覗いてしまって…』
??「こっちは全然いんだけど、お嬢さんこそ大丈夫?そこから見える?」
『…六眼を使って見ます。』
??「領域展開ってか?w」
『無量空処…なんちゃって』
??「ニヤニヤ あれ、お嬢さんよく見たら西あなたじゃねぇーの?」
『そうですけど…』
??「やっば!ちょー大物とあった感ハンパねぇー!」
??「何やってんだ黒尾!さっさと練習しろ!」
??「やっくんそんなことよりもやばいぜ!!」
??「あ゙ぁ゙?練習より大事って、人死んだんか?」
??「やっくんサイテー!」
??「んだよ。何発見したん…お前…女子誘拐したのか?」
??「してねぇーわ!!」
(あれ、視線が下を向く)
??「ほら、よーく見てみ?」
??「…西、あなた?」
??「そーなんです!!」
??「結構背デカイな…」
??「そうだな、研磨よりも少し高い、ぐらいか?」
??「身長いくつ…ですか?」
『174、cmです』
??「やっくん10cmぐらいちげぇww」
??「うっせぇよ!!!」
『…今日、音駒で試合に参加させてもらうことになりました。そのためどのようなチームなのか観察しに来たんです』
??「マジで?!!」
??「やべぇ、西あなたと試合出来んの?!」
『アワアワ』
??「あ、名前言ってなかったわ。音駒主将の黒尾鉄朗ですキリッ」
??「3年の夜久衛輔だ!よろしくな!」
『青葉城西2年の西あなたです』
黒尾「俺のことは好きなように呼んでね」
夜久「俺も好きなように呼んでくれ」
『…じゃぁ、黒尾さん、夜久さんで』
黒尾「えぇー、名前で呼んでよ〜」
『え』
夜久「あなた困ってんだろ!」
『いや、いいですけど…』
夜久・黒尾「「マジで?!!」」
『はい…えっと、衛輔さんと鉄朗さん、ですよね?』
黒尾「やっば…西あなたに名前で呼ばれちまったよ…」
夜久「俺一生このこと忘れねぇ…」
(音駒は青葉城西よりも変人)
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1時から7時まで塾…え?
それではByeBye
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。