第6話

過去
209
2021/03/30 09:36
あなたサイド
荷物が分かりづらいな
あなた
荷物の整理をしよ

トン

ピラッ
あなた
ん?
あなた
この写真、日記
私達がまだ九龍グループの本拠地に

元気に暮らしてた時のだった

そこには、幸せに笑っている私がいた

父さんも母さんもみんな、幸せに暮らしてた

ある日、小さかった私とお兄ちゃんは

興味本位で父さん達に着いていった

見つからないように

見たら、父さん達が犯罪をやっている姿があった

私とお兄ちゃんはショックが大きすぎて動けなかった

そりゃあ信頼していた人達が政治家と犯罪してたから

それで気づいた時には見つかって

遅かった

気絶させられて、目を覚ました時

不気味な感じの部屋

たくさんの注射

何かの液体

手錠

とか色々

そこで目があんまり見れなくなる薬、興奮状態の時に髪と目の色が変わる薬など

私とお兄ちゃんの体の中に入れられた

私達がもう精神状態が悪くてクタクタの時

その時、九龍の奴らが居なくて

ドアが開いて、あの四人が来て助けてくれた

嬉しかった

そして、脱出した私達は九龍に負けないように

強くなっていった

強くなっていった私達は今もこうしている




あなた
思い出しちゃったな

私達みたいになってほしくない

だから、薬の開発とか力を入れてるんだ

あなた
頑張ろ

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