前の話
一覧へ
シルクロード
「しるくっ!めりーくりすまーす!!」
と私はプレゼントをシルクに差し出した。
「お!ありがと〜!」
「どういたしまして!」
はやく中身を見て欲しいと言わんばかりに眺めていると
「そ〜いえば俺からも。」
と部屋の奥に行ってしまった。
なにかガサゴソと音が聞こえてから私のところへ戻ってくる。その手にはプレゼントの箱とケーキが。
「はい、メリークリスマス!」
ケーキを机の上に置き、箱を差し出してくれる。私がありがとうとお礼を言う前には唇が塞がれていたことは言うまでもないだろう。
ちなみに。シルクへのプレゼントはハンドグリップです。今以上に指を鍛えさせようとしています。←
マサイ
「マーサイっ!めりくりっ!!」
お手製のケーキを目の前に置く。いちごがたっぷりで我ながら美味しそうにできたと思います。←
「うわ!すげぇ!」
目をキラキラさせながらケーキを見ているマサイくん。すると急にこちらを向き
「ケーキもおいしそうだけど、あなたもおいしそう。」
とかくそ真顔で言ってくる。と思いきや押し倒されました。
うん。ケーキがかわいそうだからのんぱっぱが食べるね。←←
ンダホ
「やっぱンダホは肉がいいよね〜」
スーパーを歩き回る。フライドチキンでしょ?ポテトでしょ?サラダでしょ?うん。ンダホとのクリパ楽しみすぎて死ぬ。←
とか思っていると急にカゴを持っていた左腕が軽くなった。ん?隣を見ると
「あなた見つけたからつい来ちゃった!」
とカゴを持ちながらいうンダホにキュンとしたことはないしょ。
「ありがとう!じゃあ一緒に買い物しよっか!」
ほのぼのしてる感じ好きよ。←←←
モトキ
「見て見て!イルミネーション!!」
キラキラと光る街中を駆け回る。
「そんなにはしゃぐと転ぶよ〜」
「だいじょぶだいじょぶ!!」
と言った矢先、濡れた地面に足をとられ盛大に転んだ。←
「痛ーい!!」
「ほら言ったじゃん」
と抱き上げられる。お姫様抱っこで。
「ね、ねぇ?これ、めちゃめちゃ恥ずかしいんだけど、、、\\\」
「そう?じゃあ、もっと恥ずかしがらせてあげる」
なんか最後に音符ついてるよねとか思うぐらい楽しそうなその顔が近づいてきたと思うと、大人なキスをされました。
イルミネーションの場所は人気だからそんなことしてると絶対いろんな人に見られるよね。あれだ、見てるこっちが恥ずかしくなるやつだこれ。←←←
ぺけたん
カラオケからの帰り道。
「やっぱりカップル多いねぇ。」
「そうだねぇ、ま、俺達もだけど。」
確かにと笑い合いながら、自然と手が繋がる。そして、指が絡まる。
「よし!じゃあケーキ買ってクリスマスパーティーしよっ!!」
「いいね!」
「もちろん、ぺけの奢りで!」
「は!?」
繋がれた手は温かいままだった。
なんか1番静かな感じね←
ダーマ
「ただいま〜。」
「あ!おかえり〜!」
ゲームの大好きなダーマは、クリスマスも仕事で忙しいらしい。まさかこんな遅くに帰ってくるとは。
「あれ、もう寝てるかと思った。」
「ダーマのために起きてた。」
「そっか。」
だって2人で過ごしたいやん?←
どうせゲームするんだろうなと思いながらシャンパンを開けた。
「お、じゃあケーキも買ってきたし、一緒に過ごしますか!」
「え?」
「え?」
「ゲームしないの!?」
「そりゃあ、あなたと過ごしたいからさ、、、\\\」
「やったあ!しかもケーキも買ってきてくれるなんて!気が利くっ!そういうところ好き!」
「あ、ありがと\\\」
のんぱっぱの中でダーマはツンデレそうだなっていう予想。←←
ザカオ
「やっぱ当日にクリパしたかったね。」
『ほんとごめん、仕事が入るとは思わなくて。』
スマホの向こうからザカオの声が聞こえる。
「もうすぐ本番?」
『うん、がんばってくるね!』
「応援してる!」
というと、少し間があいた。
『、、、大好きだよ』
「うん!私も!」
と言って電話を切る。よし、ザカオが帰ってくるまでにケーキとワイン、買ってくるぞ〜!クリパ前夜祭、決行!!!
なんかすげぇ楽しそう←←←←
.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+
平成最後のクリスマスイブを母上と過ごし、クリスマスパーティーも家族で済ませ、サンタさんは来ないというなんとも悲しいクリスマスを過ごしているのんぱっぱです。どーもどーも。
うんうん、これでも読んで私と同じクリスマスを過ごしている人は癒されてください(?)
今回はクリスマス編です。新年編とかって、あった方がおもしろいのかな?バレンタインは書くやん。ホワイトデーは?まあ、気が向いたら書きます←←←
夏至、冬至はさすがにいらねえな爆笑
そして結構な深夜に書いているので誤字脱字、内容がおかしい、文の繋がりわけわかんねぇとかは見逃していただけるとありがたし。←
てことでみなさん、よい25日を過ごしてください。
私は眼科の予約が入ってます。25日。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。
登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。