岩泉先輩の彼女になるお話  3話







及川「じゃ、お疲れ様〜！
            気を付けて帰ってね〜」

みんな「うーっす」

及川「じゃあ、あなたちゃん((手招き」

前川「あ、はい！あの！
            片付けだけしちゃっていいですか？」

及川「あ、良いよ〜」

前川「すみません、ありがとうございます！」

及川「ねぇまっつん、あなたちゃん偉くね?」

松川「うんうん」

花巻「めっちゃいい子だよね〜」

及川「マッキー割り込みは良くないよ!!笑」

花巻「すまんすまん、でも、元気いいし、
            超可愛いし、気が利くし、ほんと…
            好きになっちゃいそうだよなぁ((ﾎﾞｿｯ」

及川「え、マッキー？聞こえたよ？」

花巻「まじかよw」

及川「やめてよぉ！俺狙ってんだから！」

花松「……え？」

松川「ガチかよ？」

及川「ガチだよ？まっつんも？」

松川「おう……」

花巻「みんなライバル……？」

及川「岩ちゃん以外ね……」

岩泉「何してんだ？」

及川「げ、岩ちゃん…」

岩泉「げ、ってなんだ、げって」

及川「そんな事より……岩ちゃん…」

岩泉「なんだ？」

花巻「お前ってさ、あなたちゃん好き？」

岩泉「好きだぞ？良い後輩だ」

及川「いや、そうじゃくてさぁ……ね？」

岩泉「あぁ、恋愛感情ってやつか？」

3年ｽﾞ「そうそう(岩泉以外)」

岩泉「気にはなるけどまだ恋までは行かねぇ
            って感じだな。」

及川「あ、そうなのね」       

岩泉「おう…(こいつらに好きって教えたら
            大変なことになりそうだしな……)」       

花巻「なんかホッとしたわー笑」   

岩泉「は？なんでだよ？笑」  

花巻「だって俺あなたちゃん好きだもん」

岩泉「は？」

松川「俺も」

岩泉「いや、え？」

及川「及川さんも〜」

岩泉「は？お前ら……え？」

前川「あ、あのぉ……とーる先輩…………」

及川「うぇｯｯ？！あ、あなたちゃん」

前川「もう7時過ぎましたけど……」

及川「え、まじ?!他の1年は？」

前川「みんな帰りましたよ」

及川「あなたちゃんは何してたの？」

前川「のんびり着替えしてました笑」

ふと、時計を見ると19:23と表示されていた。
あ〜、これヤバいやつだ……☆   By及川徹くんﾀﾞﾖ


及川「やっっっば…」

花巻「俺帰るわー笑」

松川「俺もー、お先」

岩泉「おう、じゃーな」

及川「あなたちゃん、ごめん！
             お話明日でもいい？」

前川「全然大丈夫です！」

及川「よし、俺らも帰るか〜」

岩泉「前川は家どこなんだ？」

前川「岩泉先輩達と同じ方向です！」

岩泉「え？知ってんのか？」

及川「まさか、、ストーカー？！」

前川「違いますよ！
            たまに二人で歩いてるとことか、
            見かけるだけですぅ！笑」

岩泉「そうか、じゃあ一緒に帰るか？」

前川「え、いいんですか?!」

及川「うん、いいよ〜」

前川「ありがとうございます！」

及川「あ！俺職員室行かなきゃ……
            先生居るかな……先行ってて〜」

前川「りょーかいっす」

岩泉「おう」



岩泉「なぁ、前川って家族構成どーなんだ？」

前川「あぁ、、母と父と兄が居ます…((微笑」

⛩️）ごめんね、前川ちゃんは両親亡くして、
         兄も東京で仕事して、一人暮らしです

岩泉「おぉ、兄か。何歳なんだ？」

前川「えーっと、21歳かな？」

岩泉「え、年上じゃん」

前川「ですね！」


それからもお話して、駅からまた歩く

꒰ঌ  岩泉side  ໒꒱

前川「あ」


  突然あなたが声に出した。


岩泉「どうした？」

前川「私んちここです」


  前川はアパートの2階を指さしていた


岩泉「おう、そうか。近いな笑」

前川「まじですか？笑」

岩泉「おう！」


  予想以上に近くて嬉しかった。

  前川が部屋に入ったのを確認し、歩き出した。

  嬉しい気持ちでいっぱいだった。

  だが、変な感じがした。前川は、母が専業主婦
と言っていた。が、電気がついていなかった。


  まぁ、そんなこともあるか。と受け流した。

3話終了𓈒𓂂𓂃◌𓈒𓐍