ほぼ思春期男子のような感じで去っていった
千空くんに疑問が募る。
正直気になる。なんで、あんな…あからさまに
何かあるかのようなことを言ってきたのだろう。
やっぱり、怪しまれてる…よ、ね、??
どうやら話が進んでいたらしい。
クロムくんにそう言われて気がついた。
そう笑う千空くんと、少し苦笑いで私を
見るクロムくん。
……正直マグマは2人にそう言われても
いいくらいに嫌いだし、きっとそれを2人も
感じ取っているんだと思う。
__________だからと言って
人の命は、案外軽く失われてしまう。
人々は、思ったよりも簡単に、人の死を
願う呪いを吐いてしまう。
でも
人の命は、"軽い"なんて言葉で片付けられる
ほど、簡単に失われて良いものではないのだ。
が、ガラス…!?!?!?
その3文字に驚愕する。まさかこのストーン
ワールドで、が、らす……いやでも、製鉄を
した千空くんなら作れても不自然ではない…よね?
( カポッ
「「 わーーーーッ"!!!! 」」
そう笑う千空くんに促されて、スイカ
ちゃんを見つめる。わ、か、か、…
(( ど、どういうこと…??? ))
可愛いお顔…と思っていたら、シワッと
なってしまったスイカちゃん。でも可愛い。
ちっちゃい子って、どうしてこんなに
可愛いんだろう…ああ、なんか恵のちっちゃい
頃を思い出してしまった。あの頃は今と違う
可愛さがあったと思う。ぷくぷくしてて。
そう言うスイカちゃんを見て、なんだか
既視感を覚える。もしかして、ぼやぼや病
って…視力のこと、なのかな。
クロムくんに、私の感心の声が聞こえたらしく
そう同調される。でも、その通りだ。
千空くんの知識は半端ではない。旧世界?では
もしやハーバード辺りにでも行っていたのでは…
てかまずまず、ここの世界線にハーバードとか
ってあるのかな?
「 つまりだ 」
next













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。