…楓は、
私に話しかけてくれて。
そこから一気に仲良くなりました。
楓といる時だけは
家族の事など、
心が苦しくなるような事を
忘れられたんです。
…だからですかね。
油断していたのかもしれません。
…ある日をさかいに
楓の体に怪我が増えていくようになりました。
心配になり、
『どうしたの?』
と、聞くも、
『転んだの~』
とか、
『友達と木登りしてたら落ちちゃって…』
って、
明るく笑い話にしながら
答えてくれていて…。
楓は、少しドジなところがあったので
私はあまり気にせず遊んでいました。
でも、痣が増えたところで
今更ながら
『おかしい』
って思うようになったんです。
…本当に馬鹿だ。私。
私は、
楓のことを知ったと同時に
ある事も知ったんです。
…私は、両親だけじゃなくて。
村の人からも嫌われていると。
その事を知った楓が、
私の為に腹を立てて。
村の人に反抗していたんです。
でも。
大人数相手に勝てる訳もなく。
毎日のように暴力を振られていた。
だから、痣が出来た。
…私と関わったせいで。
…私を大切にしたせいで。
…私を庇ったせいで。
そして。
村の人達の仕打ちに耐えきれなくなった楓は。
私をおいて。
自ら命を絶ちました_____。
--------キリトリ線--------
どうも!りみゃ。です!
めちゃくちゃ暗くなってしまいましたね…。
m(_ _)m💦スミマセン
今回はあなたちゃんの過去編Part2ですよ?
あるわけないじゃないですか!
ꉂ(ˊᗜˋ*)ヶラヶラ
ほんとは無しにしようかと思ったんですが
しょうがないから入れてあげましたよ!
(´・∀・`)ヘッ
まぁ?私は優しいですかr((((殺
(´・ω・`)
ゑ"
ちょっとまっt((((((殴
next➼
……( '-' )
(実弥さんのあの笑顔は反則では…?)
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。