第66話

63.
917
2021/01/11 03:00
.


















藤宮あなた
はぁ…っ
…はぁっ…
不死川実弥
不死川実弥
…、!












ガラッ…









藤宮あなた
ただいま…っ
帰り…まし……た…っ
不死川実弥
不死川実弥
…お帰りィ。







…玄関には。










頭に葉っぱやらなんやらを付け、










顔などが少し汚れ、










息を切らしたあなたが、立っていた。












不死川実弥
不死川実弥









窓の外を見る。












…まだ日は落ちていない。












…やっぱりコイツはァ…。













藤宮あなた
お…お風呂入ってきてもいいですか…
不死川実弥
不死川実弥
あ、アァ。
行って来いィ。
藤宮あなた
ありがとう…ございます…














めちゃくちゃ疲れてるなァ。











…まァ、そりゃそうかァ…。











…でも、こんなに早く帰ってくるとはァ…。














…流石、藤宮伊織の子孫ってとこかァ…。




























┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈











ザアアアアッ…










藤宮あなた
…ふぅ…










疲れた…。














体の色んなところが汚れている。














…しっかり洗わないと…。

















藤宮あなた
はぅ…







お湯に浸かる。












…暖かい。














…待って、寝そう…。

























夏生<オキロオオオオ!












藤宮あなた
ぎゃああああっ!







夏生<オ。オキタカ










藤宮あなた
『オ。オキタカ。』じゃないわよっ!
藤宮あなた
なんでお風呂まで着いてきてるのっ!?




夏生<…ア。



藤宮あなた
気づいてなかったのっ!?














<おーい、あなた?
叫び声聞こえたけどォ…
大丈夫かァ、?












藤宮あなた
大丈夫ですうううう!











…はぁぁぁぁぁ…。














ブクブクブク…














藤宮あなた
例え鴉でも…これはないでしょ…





夏生<ス、スマン…





















はぁぁぁ…。










ほんと…散々だ…。














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