あなたside
やばい!!
部活に遅れてる!!
さっきまで青峰くんといたのだが、彼はまだ残るようで
主将にも伝えていたらしい。
だが……だが!!!!
私は伝え忘れた。
そのため、走っています……
ガララッ …
あなた『はぁはぁ…はぁはぁ…すいません!!遅れました!!』
大きな声で謝ると、出てきたのは
虹村『おー、…遅かったな。』
副主将である虹村さんがきた。
あなた『すいません…少し手伝っていて…』
私の言葉を聞いて『そうかよ…』と、いうと
私の頭を撫でた
虹村『…じゃ、…今日もマネージャーの仕事頼むぞ』
あなた『はい!(ニコッ』
───────
しばらくして、
赤司『すいません、遅れました』
青峰『遅れました-』
聞き慣れた声で振り返れば
体育館のドアの前には、
委員会の仕事で遅れてきた赤司くんと
先生に居残り宣言された青峰くんの姿があった。
あなた『赤司くん、…委員会の仕事お疲れ様です(ニコッ』
赤司『あなた……ありがとう(ニコッ』
私は赤司くんに言うとニコッと笑った。
隣で見ていた青峰くんは、
青峰『俺にはねぇのかよ?』
といって後ろから抱きついてきた
あなた『わぁっ…ちょ、びっくりした……何?………あ、…青峰くん…お疲れ様…』
吃驚したけど、疲れているんだな…
と思った。
💭けど、今から部活なんだけどね……
赤司『おい、青峰。(低声』
あなた『ビクッ……あ、…赤司…くん?』
私と青峰くんを見ていた赤司くんは
青峰くんの名前を呼ぶと睨んだように青峰くんを見ていた
青峰『?なんだよ?赤司、』
少し怖がりながらも返事をした青峰くん。
目を合わせられないほど怖いんだな……
赤司『………なんでもない……』
変なあいだをつくると「練習に戻るぞ 」 といった
あなた『?…うん!!(ニコッ』
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。