朝、いろいろバタバタしたものの
なんとか、今日は定時で帰る事ができた。
はるくんが迎えに来てくれるみたい。
わたしは、はるくんを待っていると
ガシッ!
いきなり後ろから両肩を掴まれた。
な、なに?
わたしは驚いて振り向くと
思いもかけない人物がいた。
男「どうもっ!昨日ぶりですね!笑」
男「今日も可愛いっすね!笑」
怖い笑みを浮かべた
昨日の大学生らしき男達だった。
わたしは自分の身の危険を感じて
横を通り過ぎようとした。が…
男「ここは通さないよ。」
男達はわたしの腕を掴んで、車に無理やり乗せた。
男「離すわけないでしょー笑」
男「今度は最後まで楽しみましょうね♪」
そう言うと、男がわたしのお腹を
思いっきり殴った。
だんだん遠のいていく意識
それと同時に涙が溢れ出した。
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次に目を覚ますと
悪魔のような笑みを浮かべた女の子が、足を組んで
座ってわたしを見ていた。
わたしは両腕を縄のような物で後ろで縛られており
マットのような所で寝かせられていた。
男「言われなくともヤるっつーの!」
男「じゃぁ、始めますね♪」
そう言うと女の子は、大笑いし始めた。
わたしが襲われているのを
完全に楽しんでいるようだった。
…本当に人間?
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。