第115話

誘拐
142
2021/01/25 14:34



朝、いろいろバタバタしたものの







なんとか、今日は定時で帰る事ができた。



はるくんが迎えに来てくれるみたい。






わたしは、はるくんを待っていると







ガシッ!





いきなり後ろから両肩を掴まれた。







な、なに?






わたしは驚いて振り向くと







思いもかけない人物がいた。




男「どうもっ!昨日ぶりですね!笑」





男「今日も可愛いっすね!笑」









怖い笑みを浮かべた







昨日の大学生らしき男達だった。





わたしは自分の身の危険を感じて







横を通り過ぎようとした。が…



男「ここは通さないよ。」



男達はわたしの腕を掴んで、車に無理やり乗せた。





美麗
美麗
…っ、!ちょっと!あんた達
離しなさいよ!!




男「離すわけないでしょー笑」





男「今度は最後まで楽しみましょうね♪」






そう言うと、男がわたしのお腹を







思いっきり殴った。







だんだん遠のいていく意識







それと同時に涙が溢れ出した。

美麗
美麗
…は、る…く、ん…


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー








次に目を覚ますと
美麗
美麗
?!な、なによこれ!
琴子
琴子
目が覚めましたか?笑



悪魔のような笑みを浮かべた女の子が、足を組んで






座ってわたしを見ていた。





わたしは両腕を縄のような物で後ろで縛られており






マットのような所で寝かせられていた。
琴子
琴子
じゃ、あんた達、はやくやっちゃってよ!




男「言われなくともヤるっつーの!」





男「じゃぁ、始めますね♪」





琴子
琴子
あんたが悪いのよ…
わたしから、はるくんを奪ったんだから…
美麗
美麗
…っ、!
琴子
琴子
… 堕ちるとこまで、とことん堕ちなさい








そう言うと女の子は、大笑いし始めた。








わたしが襲われているのを








完全に楽しんでいるようだった。


























…本当に人間?

プリ小説オーディオドラマ